瓶子岩①・しめ縄作り2012・7・7
北海道江差町 江差追分で有名です
街のまん前には
周囲2.6km 海抜20mの「かもめ島」が横たわり
その入口付近に巨岩・奇岩の「瓶子岩」があります
この岩に掛かる大しめ縄が7日に新調されました
写真は7日に撮影した1年前に掛けられた大しめ縄で着飾る瓶子岩です
左の船は 復元された江戸幕府が所有していた開陽丸
立派に整備された散策路があり
いろんな角度から岩に挨拶できます
7月の第1週土曜日に新調する神事が行われる
しめ縄は岩のある前浜で作られる
大先輩や先輩が
若者に手ほどきしながら作業は進められる
和気合い合い
田舎の伝統・助け愛精神がほのぼのと伝わってきます
伝えられてきた作業工程は
見よう見まねで覚えるのでしょう
ナタでプッツンしても
縄が解けない工夫もバッチシ
太い3本を1本に綯う(なう)
綯うために使う道具の操作は
馬力が必要
顔は笑っているが ・・・
辛い辛い 苦しい苦しい 力仕事
綯うための知恵がいっぱいの作業
若者は実践で覚える
一年に1回しか経験できないので
体に覚え込ませるには年季が必要のよう
太陽が降り注ぎ 砂は熱い
苛酷な作業だが 笑い声が絶えない
漁師街の団結力は すごい
長さ 30m
重さ 500kg
大しめ縄作りは
大漁と家内安全の祈願
辛い作業も苦にならず
約2時間 作業完了
長かった 見物人も疲れたよう