田舎都会からの便り

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森のそば屋・令和元年

2019年07月27日 02時55分14秒 | 手打ち蕎麦の話

 フォト・・・森のそば屋・岩手県葛巻町江刈川地区

ブログは 毎朝更新努力しています

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

お忙しい時の訪問は 「ナナメ読み」や「スルー」して下さい

毎日の「挨拶訪問」 お待ちしていま~~~~~~す 

田舎都会通信フォト毎日更新中

一筆・写真  2014年1月31  

 水車を軽快に動かすには 水との兼ね合いが大事

水車づくり名人 どんどん姿を消している 

 

 

 行雲流水  森のそば屋令和元年 

岩手県葛巻町江刈川地区 森のそば屋

平成4年 地域に住む農家のお母さん17人が店をオープンさせました

当時仕掛けたのは創夢長・高家章子さん

興味のある方は下記をご覧下さい 

過去記事・田舎都会通信 高齢者と伝統をミックス「森のそば屋」

 

平成7年初入店以来 何回も立ち寄っています

今回は平成16年以来となりました

幹線道路から少し入る位置のお店の前の光景は 「以前のまんま」

なんにもない のんびりした田舎 そのままです

これに魅せられて県外からのお客が多いのかも・・・

この地区に伝わる「高家領水車」を利用してそばを挽く

水車文化とそばを結びつけて地域を守る発想のお店です

炉端文化もしっかり守っています

以前と変わったのは 椅子席も用意されたことです

高齢化の時代余波でしょう

昨年3月 高家領水車お母さんの会(高家章子・会長) が経営する森のそば屋さんの来店者が1992年の開店以来40万人を突破したという

近年は毎月1万1千人台の来店者ですが 東日本大震災の後はその影響を受けたよう

写真はそばを挽く水車小屋です

うまく働いてくれる水車をつくることは至難らしい

昨年17年ぶりに新築したそう

水車づくりに汗を流したのは 高家さんの後継者になりうる若者だという

後継者の不安がなくなると 今後も「継続」 期待できそう

  

回る 回る 回る 真新しい水車

この水車が年間8千万円を稼ぐエンジンになっているという

森のそば屋さんの収益は 近くの「みちくさの駅」に投入されるそう

外販など多角経営の駅は この地域の高齢者雇用に貢献しています

詳しいことを知りたい方はインターネットで検索するとよいでしょう

私には 「助成金に頼らずの経営は強し」ということが訪問するたび伝わってきます

 

 

過去記事2008年 森のそば屋   

 ゴットン ゴットン 水車の里 岩手県葛巻町・江刈川地区

       水車蕎麦の店 「森のそば屋」がある

       水車挽き そば粉100% 母さんの手打ち

        大自然の中に脈打つ 小さなそば屋 

        

      地域活性化が叫ばれた頃 平成4年に開店

  地域のお母さんが主役の「高家領水車母さんの会」が経営

   行政に頼ることなく「地域おこし」 立派なお手本です           

        

    30代から70代までの女性17人の団結力がパワー

  遠来の客を呼び寄せ 年間数千万円を売り上げる繁盛

   森のそば屋さんは 高齢化時代の雇用のお手本です

        

   1基の水車の働きは 1日45キロ ゴトゴトゴットン

   それを石臼で挽き 出来上がるそば粉は30キロ

          根気の要る作業工程です

        

そばかっけのしゃぶしゃぶ風は ニンニク味噌をつけていただく

     秘伝の豆腐田楽など 伝統の郷土料理も人気

        

    この地区の冷涼な気候が おいしいそば粉を生産 

           そばのつなぎは豆腐と卵

 更に 挽きたて 打ちたて ゆでたて だからうまいのだそう

        

        

旅をすると 個人経営の手打ちそば屋さんが増えたことを感じる

 一方 一時期繁盛した地域が守るそば屋さんの衰退も目に付く

         地域おこしにガンバルそば屋さん 

       消え去ることのないよう 応援してほしい

          

 

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