命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

札幌市民から提案募集?

2015年10月08日 23時03分13秒 | 事件

「マレーグマ「ウッチー」の死亡事案に係る改善計画(中期的課題)に対する市民提案の募集について」

https://www.city.sapporo.jp/zoo/shiminteianbosyu.html

市民提案の募集要領

平成27年7月25日に当園が飼育していたマレーグマ「ウッチー」が死亡した事案については、去る8月28日に改善計画書を策定したところです。
このうち、①組織強化のあり方、②人材確保・育成のあり方、③開園時間又は休園日のあり方の3つの項目については、「中期的な検討が必要な事項」として位置づけ、札幌市の附属機関である「市民動物園会議」において、今後、議論することといたしました。
議論に際しては、他の動物園館の調査を行うとともに、外部のアドバイザーの方からもご意見を伺い、さらに、市民の皆さまからもご提案を募集することとしました。
つきましては、以下のとおり、受付を行いますので、よろしくお願いします。

1 受付開始日

平成27年10月14日(水)

2 ご提案をいただける対象者

札幌市民の方(平成27年10月14日現在)

3 ご提案の募集方法

受付開始日に円山動物園公式ホームページに「提案書様式」を掲載します。
ホームページからこの様式をダウンロードいただき、住所及び氏名を明記のうえ、電子メール、郵送、FAXのいずれかでご提出願います。
※動物園館の調査結果や外部のアドバイザーの方からのご意見もとりまとめ、あわせて掲載を行う予定です。
(URL:http://www.city.sapporo.jp/zoo/)

4 提出期限

平成27年10月28日(水)17時まで必着(郵送含む。)

5 いただいたご提案の取扱

今後、「市民動物園会議」において検討し、その結果を後日、まとめてホームページ上でお知らせする予定です。




8 本死亡事案に係る関係ホームページ

⑴ マレーグマ「ウッチー」の死亡事故について
⑵ マレーグマ「ウッチー」死亡事案に係る改善計画書の提出について
⑶ マレーグマ「ウッチー」死亡事案に係る改善結果報告書の提出について





意見を取り入れるのは札幌市民限定。ウッチー事件限定。
話が聞きたいのはこちらの方なのに、ごまかし対策に力を入れたいようです。しっかりと説明責任を果たしてからすることなので、順番が違う。いまだに説明会を開いて質問に答えるということができないのはやっぱりおかしい。やましい所がなければ説明会は怖くないはずだ。

肝心なところが抜けたスカスカの文書だけ読んでもらっても意味はなく、動画も見せて意見を募ることが必要最低条件だ。事件後の市民動物園会議でも動画をないものとした扱いは真実から目をそらせようとしていることに他ならない。

この企画も園にとって都合の良い意見のみ紹介するのではなく、全部を掲載するのであれば発表した内容を信用してもらえるのではないだろうか。そうでなければ風化対策のためのイエスマン集めと解釈されるだけだと思う。



無題

2015年10月08日 00時09分26秒 | 事件
ウッチーの虐待死事件は動画がなければ何ら不信がられることもなく終わったことだろう。

あの動画が証拠として存在するにもかかわらず、単なる事故として終わらせようとしている円山動物園の姿勢に多くの人たちが怒りをあらわにしている。その一つとして電子署名が立ち上げられたわけだ。事件の拡散の為には有効な手段なので、このブログでも力になれればと協力させてもらってはいるが、具体的な目的はよくわからない。

恐らく、拡散運動と同じく、告発(捜査の依頼)に向けての前段階なのだと思われる。関係者の法的な処罰をゴールとするか、象の誘致反対、規模の縮小、閉園など何をゴールとするか人によっては意見が違ってはいるが、この事件を厳正に事件として捜査してもらうことが第一歩であることは間違いないので、署名は動画の効果もありどんどん増えて行くと思う。(現在四日目で1300人を超えている。)

とは言っても、目を疑うようなありえない情景が繰り広げられているあの動画と事件の受け止められ方は北海道とその他の地域とはでどうも温度差があるようだ。一体この不思議な現象は何なのかと思いめぐらしてみると、いろいろ納得できることがある。そのうちの一つにイオマンテがある。生活を脅かす存在であるが、愛情深く飼育され、信頼関係が出来上がっているヒグマを殺して食べることが文化として認められていることは潜在的にも大きな影響があるのではないかと思う。

この世界では哀しいことに、動物の命は人間の命とは同等ではなく、殺して食べられることがゆるされているものが多い。特に飼育下にある彼らの運命は人間の手中に握られているのが現実だ。何かの目的のために処分されることがあっても、ここまでむごたらしく痛めつけ長時間苦しめながら命を奪うことは普通はしない。

動物同士が捕食するときも長時間いたぶるようなことはしない。地上で一番ずる賢いのも人間、一番残酷なのも人間なのだと思い知らされた事件の一つである。

たとえウッチーを処分しなければならない状況だったとしても、安楽死されたどこかの国のキリンのように苦しめずに逝かせるべきであることは異論の余地はないはずだ。

ウッチーを
①苦しめて
②苦しめて
③苦しめて
④苦しめて
殺したこと
それを彼らが認めない限り
真の謝罪は終わっていない
だからどうしても
ゆるすことができない