命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

たかが一頭の熊の死?

2015年10月23日 23時27分30秒 | 事件
このブログにはリアルタイムのアクセス解析エンジンがついていて、どんな検索ワードで訪問してくれたのかがわかるようになっている。最近は~Rc kCN[YAbvなど訳の分からない英語で検索され「改善状況報告と職員の処分」と言う記事が開かれたり ~R jzU はニホンザル死亡記事が開かれるなどしている。職員のフルネームでスマホから検索が来ることもある。どういうことなのか調べてみないとわからないが少し不気味だ。

記事には嘘や間違った情報は書いていないつもりだが、円山動物園の関係者にとっては消えてほしいブログなのは間違いないだろう。円山動物園の問題だけではなく、札幌市の体制、動物園の動物の福祉、動物園そのものの存在価値などいろいろな問題について意見が波及していっている。当然のことながら4頭のアジアゾウを購入する計画に対しても大きな反対勢力があるようで政治的な問題に発展する気配も伺える。

●いずれにしても、ウッチーの不審死がしっかり捜査もされずに断罪すべきことを見逃せば、あらゆる全ての問題のどれについても、何も変わることはなく改善なんてことは絵に描いた餅にすぎなくなるのではないだろうか。だからこそこの虐待死事件にこだわり、強く真相の究明と責任を追求したいと思っている。

●もう一つ不思議に思うことがある。愛護法に抵触していることはほぼ明らかになったのだが、告発してくれないと捜査ができないとは一体どういうことだろうか。例えばたまたまある事件を目撃したので匿名で電話で通報したとする、その場所に血痕や暴行の証拠が残されていたとしても、警察は告訴や告発という手続きを経ていないので捜査はしないということになるのだろうか。

権力、利権、縁故、裏と表、光と闇そんな言葉が見え隠れしている世界でウッチーは生かされ、むごたらしく死んでいった。人を癒す優しい熊さんだったウッチー。たとえ動物園という囲いの中でも平穏に暮らし、健気にもきらめいていた命をなぜ守ってあげようとしなかったのか。動物への接し方を見ればその国の人民に対する考え方がわかるとガンジーは言った。「使えないやつは捨てる」がまかり通るのを許していいはずがない。


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参与として小菅氏を任命

2015年10月23日 21時49分39秒 | 事件
NHK北海道NEWS WEB
円山動物園に旭山イズムを
10月23日 18時28分

札幌市は、動物が相次いで死んだ円山動物園の飼育体制や運営について助言を受けるため、旭山動物園の前の園長を参与として任命しました。
札幌市は、円山動物園でマレーグマをはじめ飼育していた動物が相次いで死んだことから抜本的な業務改善策の検討を進めています。
こうした中、札幌市は、旭川市の旭山動物園の前の園長で北海道大学客員教授の小菅正夫氏を環境局の動物園担当参与として任命し、23日、秋元市長が辞令を交付しました。
小菅氏は獣医師の免許を持ち、旭山動物園では14年間園長を務め、人気動物園に育て上げた人物として知られています。
今後、動物園は小菅氏から飼育体制について指導を受けるほか、園の運営や職員の教育についても助言を受けることにしています。
辞令を受けてさっそく、動物園に出勤して園内で会見した小菅氏は、「動物園のためなら何でもしたいという思いで引き受けた。現場の飼育員たちと一致団結して市民に『私たちの動物園でよかった』と思われるような動物園にしたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151023/5876101.html(動画付きニュース記事そのうちリンク切れます)

マレーグマは死んだのではなくて死なせたのだといったん清く認めて、心をきれいに掃除してからスタートさせた方がいいように思う。それにしても旭山のような動物園が近い所に二つあって、うまくお客を呼び込めるのだろうか?アジアゾウ導入は小菅氏にとっては魅力的に映っているだろうし、旭山とは動物の種類を二分化していく戦略なのかもしれないと思う。旭山動物園の関係者さんたちは複雑なお気持ちでしょうね。