オススメの神社(一般観光編)
前回、観光向けをメインにオススメ出来そうな神社を思いつくままに書いてみましたが、今度は、その辺りのことを考えずに、つらつら思いつく気になる神社を書いてみたいと思います。選定ポイントとしては、未だに何か印象に残っているところというのをメインにしてみました。ただ、社殿や森や雰囲気が良いと勝手に評価が高くなってしまうのが難点ですので、まぁ話半分でご覧頂いた方が有り難いです。
当然ながら、パワースポットという高尚な気やら何やらを感じ取れることもありませんので、間違ってもここが何か良い場所という訳ではありませんので、その点だけは、誤解なきようお願いいたします。
○ 湯殿山神社(山形県)
山形県鶴岡市田麦俣字六十里山7
前回に続いて再び登場です。
「語るなかれ」「聞くなかれ」と言われているため、紹介出来る情報はありませんが、何度も紹介したくなるのは、やはりこの神秘性ゆえということでしょう。この神社だけを目的地に行くのでしたら、それほど大変な行程ではありませんし、山ヤの方でしたらこの辺りの山々を修験道さながらに歩いてみるのも面白いかと思います。いい天気でしたら、バスを使わずに駐車場から歩いてみるのも良いですよ。
○ 吉備津神社(岡山県)
岡山県岡山市北区吉備津931
こちらも前回に続いて再び登場・・・と、このまま全部とならないことを祈ります。
比翼入母屋造の社殿は足利義満が造営したもので国宝に指定されているのですが、これが本当に格好いいんです。といいつつ、何故か掲載できる写真が無いのが申し訳ないです・・・。この写真の回廊もどこか別の場所に来てしまったような錯覚に陥るような感じで、歩いていると不思議な感覚がします。鳴釜の神事の御釜殿も見ることも御祈祷もしていただけますし、奥まで歩いたら相当広い敷地ですので、色々見て廻れます。
○ 青井阿蘇神社(熊本県)
熊本県人吉市上青井町118
おくんち祭と茅葺屋根の社で有名な青井阿蘇神社です。
この流れからすると、何だ国宝好きかよと言われてしまいそうですが・・・まぁ否定できませんけど・・・こちらの神社は、平成20年6月と比較的最近国宝指定されたそうです。国宝指定を受けたのは、本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門の建造物五棟と、附(つけたり)として造営時の棟札一枚と改築の年代や内容が明記された銘札五枚ということですから、かなり多いように思えます。
自分が訪れたのは、2007年のちょうど5年前のこの時期。茅葺屋根の社殿もですが、自分の印象に強く残っているのは、緑いっぱいの蓮池と赤い禊橋、そして、青井大明神の緑の額と滑らかに作られた木造の狛犬です。昔は写真なんてそれ程撮ってもいませんでしたが、未だに不思議と忘れられない神社となっています。
○ 貴船神社(京都府)
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
京都を挙げていくときりがなくなってしまいますが、緑と水に溢れていて、気持ちよく散策が出来た場所が貴船神社でした。とはいえ、何も知らずに車で来たら、後戻りできない細道を観光客をかわしながら泣く泣く走らせて、奥社まで突っ込む羽目になった思い出が強烈に残っています。結局、本宮まで歩いて戻っていくということをしたりして右往左往した経験が、イメージとして強く残っているのかもしれません。あと、リアルわら人形を見たのには・・・いやはや。
○ 赤神神社(秋田県)
秋田県男鹿市船川港本山門前字祓川35
銀杏山神社も捨てがたいのですが、神社と呼んでよいのか難しい位にお寺のイメージが色濃く残っている赤神神社五社堂が何故かイメージに強く残っています。門前の巨大なまはげ像や九九九の石段、戦隊もののように居並ぶ五社堂などなどインパクトは大きいですが、なんといっても印象深いのは、「姿見の井戸」でしょうかね。『水面に写らないと命が長くない』とか書かれてしまっては、見るのがとにかく怖いです。
○ 戸隠神社(長野県)
長野県長野市戸隠
こちらも前回に続いて・・・あれ? 入れてなかったのでしたっけ?
戸隠五社 と戸隠山については、以前、レポでも書いたとおりですが、戸隠山は、岩場大好きな方以外はオススメしませんが、戸隠神社に関しては、歩くだけでもオススメしたい神社です。よくJRでの長野キャンペーンの写真になるくらいに有名な場所ですし、何とも神秘的なイメージが強くひきつけられる場所でもあります。出来ればお蕎麦を食べつつ、五社全部を歩いて一日過ごしていただきたいですね。
○ 玉置神社(奈良県)
奈良県吉野郡十津川村玉置川1
世界遺産となった熊野古道「大峯奥駈道」にある神社です。
車で行くのでもなかなか大変な場所にありますので、熊野三山に来たときに立ち寄る等計画しないと来るのが難しそうな場所に位置しています。さすがに大峯奥駈道にあるだけあって、山深い静かな場所に神社がぽつんとある感じです。本殿などもそれ程凝った造りではありませんが、いい森に囲まれた感じが非常に気持ち良いです。
○ 高照神社(青森県)
青森県弘前市大字高岡字神馬野87
岩木山神社のお隣にある神社ですが、何故か印象に残っています。
吉川神道に基づく独特な社殿構成で一直線な配置というのは憶えているのですが、何が強く印象に残っているのかはちょっと不明確。岩木山神社にお越しの際には、こちらにもちょっとお立ち寄り下さい。
○ 談山神社(奈良県)
奈良県桜井市多武峰319
入山料金というのが若干腑に落ちませんが、十三重塔は素晴らしく、見所も多いです。特に、中臣鎌足と中大兄皇子が「大化改新」の談合を行ったからその名がついた談山(かたらいやま)があるというのは、何とも興味深いでし、なんと登ることも出来てしまいます(15分位)。最初は、料金制はどうかと思いましたが、料金以上の見応えを持っているのでなかなか満足できますよ。
○ 吉田神社(京都府)
京都府京都市左京区吉田神楽岡町30番地
二十二社の一社であり、吉田兼倶が吉田神道を創始し、その拠点とした場所でもあります。
近畿のメジャー級の神社の中では、若干目立たない存在のような気もしますが、吉田山も含めて非常に興味深い神社です。料理にお菓子と色々な神様もおりますし、三等三角点のある吉田山からは、五山送り火の跡を見ることが出来たりと歩き応えのある神社になっています。
・・・と、まだ有名どころも含めて7つくらい紹介したいというのに、時間がなくなってしまいました。
前もそうでしたが、ちゃんと精査してからやらないとダメですね。また、気が向いたら再開します。(えっ
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