蜘蛛の巣や虫も居なくなり、暑さで茹だることも無く、そこそこ安全に歩け、枯れ木の間から若干の景観も楽しめる。
冬の楽しみといえば、低山のだらだら歩きでしょう。
今回の出発地点も飯能駅からとなりました。
有名どころの山と比べると人数は比べ物になりませんが、秋の紅葉が終わった後でもコンスタントに訪れる人がいる奥武蔵。いろいろなコースがあり、気分次第で距離を選択できることも魅力です。この日曜日も紅葉が終わった後ながら、そこそこの人がバス停に並んでいました。やはり、低山は秋からがスタート。まだ寒くなる前ですから、この辺りの時期がゆったり山行には、良い季節です。
そのせいなのか、毎度お馴染み 7時40分発の名郷行きのバス便は、何故か臨時バスとの2台体制で運行しておりました。何かイベントでもあったのかはわかりませんが、飯能駅で座席がほぼ満席でしたので、東飯能駅から乗客の方にも座って行けるようにとの配慮でしょうか・・・あっ、密回避ですかね。どちらにせよ長いバス路線で座っていけるのは有難いです。自分も八高線経由のため東飯能駅から乗るのがベストなのですが、東飯能駅から乗ると座れないことと、ミスド・スタバ・吉野家が朝から開店している飯能駅の方が暇つぶしに困らないこともあり、大体東飯能駅から飯能駅まで歩いています。この日も・・・すみません、西武線使いました。
今回のスタート地点は、18分程で到着する曲竹バス停。「曲竹」と書いて「くせだけ」と読むらしく、まぁ言われてみれば納得です。
下車する人は、当たり前ですが自分のみ。まぁこのバスで地元民以外で途中下車するのは、さわらびの湯と名郷以外では、棒の折の別ルートとなる「名栗川橋」か竹寺「小殿」か鳥居観音「連慶橋」辺りですから、この人どこ行くんだろう?という視線、わかります。
さて、ここの記事を書くにあたり、後から知った情報を先にお伝えします。
今回整備されたという「中藤尾根道ハイキングコース」ですが、スタート地点は、曲竹口という名称となっていますが、最寄りのバス停は、一つ手前の「長尾入口」です。そちらからのコースは、この後に出てくるような分かり易い経路になっているはずですので、長尾バス停近くのスタート地点からお入りください。自分は、整備されたことなどつゆ知らずに歩いたために古い登山道しか知らなかっただけですので・・・。
今回のスタートは、曲竹バス停の後ろの道・・・というにはちょっとな登り坂に分け入ります
冬場ということもあり、迷うことはありませんが、最初の分岐を登りの方面に向かう所さえ間違えなければ
その先は、ある程度分かり易い道が続きます
小さな木を踏まないように気を付けながら登ります
祠まで来ると綺麗な道が続いています
道が東西に延びていたので、別のところにもコースがあるのだろうとその時は思っていました
周囲の景色が見える唯一ともいえる場所、奥秩父線66鉄塔
某小説の影響からか、こんな蛹点(送電鉄塔を真横から見ると腕が見えなくなる)の
写真を撮るようになってしまったり
結界写真(真下からの写真)とかに興味を持ったり、困ったものです
中藤尾根のコースは、近年整備されたようで、きちんとした登山ルートとして歩けるようになっていました
程なく最初のピークである堂西山(291m)に到着
山頂や道中にはこのような綺麗な文字と見やすい看板があります
堂西山の看板の裏には、このような記載が・・・
最初は、また変ないたずら書きをしてとガッカリしておりましたが
山王坂峠の分岐の表記を見てその意味を知りました
堂西山は、防空監視哨(敵機を偵察・発見して、それを報告するための監視哨)の跡であったようです
300m台のコースですので、アップダウンといっても良い運動レベル
亀には見えませんでしたが、岩が並ぶ「金亀石」
このコースの最高峰である高山も330m
ご覧の通り、どこも木々が並ぶばかりで景観はありません
展望は殆どありませんが、森の中の尾根道の小さなアップダウンを楽しめる、なかなか良いコース
標識も分かりやすく山頂標識もありますので、次々と歩く楽しみにもなります
危険な場所が全く無いのもいいですね
民家が見えれば、ゴール地点の中藤中郷
ここの看板を見て、今回のコースがハイキングコースとなっていることを知りました
のんびり歩いて約2時間ほどでした
歩程約3.8km、標高差約2百m、3つのピークを縦走する少々アップダウンのあるコースです。
中藤尾根道ハイキングコースは、原市場曲竹と小瀬戸、中藤中郷地区に至る低山のハイキングコースです。
曲竹口 → (160分) → 中藤中郷口 / 中藤中郷口 → (180分) → 曲竹口
コース中程の山王坂より東側(曲竹~山王坂)を東コース、西側(山王坂~中藤中郷)を西コースと呼びます。
コースは、杉檜の美しい西川材に囲まれ心を引くポイントが次々と現れ、飽きのこないコースです。
また、周囲を原市場と中藤の集落に囲まれており、安全なコースです。(案内より)
全て歩いても2時間程度とちょっと物足りない感じではありますが、この先の他のコースと繋げることもできますし、バスで帰ることもできますので、実力にあったコース選択が出来そうです。山地図には、(まだ)掲載されていないようですので、今回の山行中には、一人も出会いませんでしたが、主要な埼玉低山を楽しまれた方の次の楽しみとしておすすめしたいコースでした。
原市場地区まちづくり推進委員会の皆様に感謝です。
安全とは言え、このコースが記載された地図か、25000分の1地形図など、山と高原地図(50000分の1)以外の地図は必携でお願いします。
詳細情報は、「四季を感じる歩こう会」のサイトに記載されておりますので、参考にどうぞ。
後編:中藤尾根~藤光寺山~前坂~吾野駅 (ハイキングコースその後) に続く
冬の楽しみといえば、低山のだらだら歩きでしょう。
今回の出発地点も飯能駅からとなりました。
有名どころの山と比べると人数は比べ物になりませんが、秋の紅葉が終わった後でもコンスタントに訪れる人がいる奥武蔵。いろいろなコースがあり、気分次第で距離を選択できることも魅力です。この日曜日も紅葉が終わった後ながら、そこそこの人がバス停に並んでいました。やはり、低山は秋からがスタート。まだ寒くなる前ですから、この辺りの時期がゆったり山行には、良い季節です。
そのせいなのか、毎度お馴染み 7時40分発の名郷行きのバス便は、何故か臨時バスとの2台体制で運行しておりました。何かイベントでもあったのかはわかりませんが、飯能駅で座席がほぼ満席でしたので、東飯能駅から乗客の方にも座って行けるようにとの配慮でしょうか・・・あっ、密回避ですかね。どちらにせよ長いバス路線で座っていけるのは有難いです。自分も八高線経由のため東飯能駅から乗るのがベストなのですが、東飯能駅から乗ると座れないことと、ミスド・スタバ・吉野家が朝から開店している飯能駅の方が暇つぶしに困らないこともあり、大体東飯能駅から飯能駅まで歩いています。この日も・・・すみません、西武線使いました。
今回のスタート地点は、18分程で到着する曲竹バス停。「曲竹」と書いて「くせだけ」と読むらしく、まぁ言われてみれば納得です。
下車する人は、当たり前ですが自分のみ。まぁこのバスで地元民以外で途中下車するのは、さわらびの湯と名郷以外では、棒の折の別ルートとなる「名栗川橋」か竹寺「小殿」か鳥居観音「連慶橋」辺りですから、この人どこ行くんだろう?という視線、わかります。
さて、ここの記事を書くにあたり、後から知った情報を先にお伝えします。
今回整備されたという「中藤尾根道ハイキングコース」ですが、スタート地点は、曲竹口という名称となっていますが、最寄りのバス停は、一つ手前の「長尾入口」です。そちらからのコースは、この後に出てくるような分かり易い経路になっているはずですので、長尾バス停近くのスタート地点からお入りください。自分は、整備されたことなどつゆ知らずに歩いたために古い登山道しか知らなかっただけですので・・・。
今回のスタートは、曲竹バス停の後ろの道・・・というにはちょっとな登り坂に分け入ります
冬場ということもあり、迷うことはありませんが、最初の分岐を登りの方面に向かう所さえ間違えなければ
その先は、ある程度分かり易い道が続きます
小さな木を踏まないように気を付けながら登ります
祠まで来ると綺麗な道が続いています
道が東西に延びていたので、別のところにもコースがあるのだろうとその時は思っていました
周囲の景色が見える唯一ともいえる場所、奥秩父線66鉄塔
某小説の影響からか、こんな蛹点(送電鉄塔を真横から見ると腕が見えなくなる)の
写真を撮るようになってしまったり
結界写真(真下からの写真)とかに興味を持ったり、困ったものです
中藤尾根のコースは、近年整備されたようで、きちんとした登山ルートとして歩けるようになっていました
程なく最初のピークである堂西山(291m)に到着
山頂や道中にはこのような綺麗な文字と見やすい看板があります
堂西山の看板の裏には、このような記載が・・・
最初は、また変ないたずら書きをしてとガッカリしておりましたが
山王坂峠の分岐の表記を見てその意味を知りました
堂西山は、防空監視哨(敵機を偵察・発見して、それを報告するための監視哨)の跡であったようです
300m台のコースですので、アップダウンといっても良い運動レベル
亀には見えませんでしたが、岩が並ぶ「金亀石」
このコースの最高峰である高山も330m
ご覧の通り、どこも木々が並ぶばかりで景観はありません
展望は殆どありませんが、森の中の尾根道の小さなアップダウンを楽しめる、なかなか良いコース
標識も分かりやすく山頂標識もありますので、次々と歩く楽しみにもなります
危険な場所が全く無いのもいいですね
民家が見えれば、ゴール地点の中藤中郷
ここの看板を見て、今回のコースがハイキングコースとなっていることを知りました
のんびり歩いて約2時間ほどでした
歩程約3.8km、標高差約2百m、3つのピークを縦走する少々アップダウンのあるコースです。
中藤尾根道ハイキングコースは、原市場曲竹と小瀬戸、中藤中郷地区に至る低山のハイキングコースです。
曲竹口 → (160分) → 中藤中郷口 / 中藤中郷口 → (180分) → 曲竹口
コース中程の山王坂より東側(曲竹~山王坂)を東コース、西側(山王坂~中藤中郷)を西コースと呼びます。
コースは、杉檜の美しい西川材に囲まれ心を引くポイントが次々と現れ、飽きのこないコースです。
また、周囲を原市場と中藤の集落に囲まれており、安全なコースです。(案内より)
全て歩いても2時間程度とちょっと物足りない感じではありますが、この先の他のコースと繋げることもできますし、バスで帰ることもできますので、実力にあったコース選択が出来そうです。山地図には、(まだ)掲載されていないようですので、今回の山行中には、一人も出会いませんでしたが、主要な埼玉低山を楽しまれた方の次の楽しみとしておすすめしたいコースでした。
原市場地区まちづくり推進委員会の皆様に感謝です。
安全とは言え、このコースが記載された地図か、25000分の1地形図など、山と高原地図(50000分の1)以外の地図は必携でお願いします。
詳細情報は、「四季を感じる歩こう会」のサイトに記載されておりますので、参考にどうぞ。
後編:中藤尾根~藤光寺山~前坂~吾野駅 (ハイキングコースその後) に続く
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