奈良 総本山長谷寺といえば『 朝 勤 行』
略して「あさごん」と私たちは言っている。
1000年以上 絶え間なく続けらてきた長谷寺の朝勤行に
一般参拝者が参加できるようになったのは
2010年に開催された「平城遷都1300年祭」から。
2016年のゲストハウス開業当初は
一般参拝者の参加はとても少なくて
いつも一人とか、二人、数人だった。
(それもよかった)
令和元年から徐々に増えてきている。
朝勤行は1月1日を除いて毎朝行われている。
朝勤行の会場。
輪袈裟と経本が僧侶さんから手渡される。
① 九条錫杖経(くじょうしゃくじょうきょう)
② 般若心経(はんにゃしんきょう)
③ 観音経 (かんのんきょう)
を、僧侶の方々と一緒に読経していく。
お経には「ふりがな」がついているので
誰でも読めるようになっているが
途中から太鼓のスピードと
読経のスピードがどんどん早くなるので
目で追うことも難しくなってくる。
朝勤行に3回、4回と参加していくと
いつまにか自然と読めるようになっていく。
そうすると、
読経がとっても楽しくなってくる。
別に読まなくても読めなくても
耳で聞いているだけでも十分。
でもね、
一緒に読めるようになると気分爽快!
そして約30分間の読経が終わると
この外舞台に僧侶さんたちがずらりと御並びになり
各お山の神様などを一緒に遥拝していく。
遥拝時の四季折々の山々の景色がたまらん!
雨でもすばらしい!
※ 檀信徒さんの団体参拝がある時は
開帳法要バージョンになることがあり遥拝はない
この遥拝を体験できるのは長谷寺ならでは。
そして最後はもとの場所へ着席して
僧侶さんたちと
「おはようございます!」
と、あいさつを交わす。
これがすごく気持が良い!
これで約40分間の朝勤行はおしまい。
朝勤行のあとには
木造では日本最大級の
十一面観世音菩薩さまのお御足に直接触れて
観音さまとのご縁を深めることができる。
(特別拝観料1000円)
足はラクに正座でなくてもOK。
必要なら椅子の貸し出しもある。
朝勤行を終えて
すこぶるいい気分になった状態での
境内散策がものすごく気持ちがイイ!
気分最高!!
やみつき長谷寺朝勤行!!
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『 旅宿いったん 第二章 』
①ゲストハウスいったん ヒストリー
②いったんのヒトたち
③長谷寺とのご縁
④長谷寺の魅力にはまり続けて19年
⑥いったんならではツゥリズム
◆その他の記事◆
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・長谷寺の朝勤行
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