医療経営士のブログ

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医療経営士1級予想問題集2024年度版

2024-05-24 | 医療経営士の勉強

みなさま、こんにちは。

昨日、長先生の、医療経営士1級予想問題集2024年度版が、発売されました

受験される方には、必須問題集ですね。

 

                         医療経営ストアより

 

医療経営ストア(医療経営士、診療報酬改定)からのお知らせは、下記の通りです。

 

  コロナ関連の問題は、医療DXなど最新トピックに差し替えています。

    また、テキストから出題される可能性の高い短文式については、

    院内事故調査委員会、病院でよく見られる組織の特徴などを追加問題にしています。

                                                     2024年5月23日Ver.8に更新

  <短文記述形式>

    【修正】問21、問25、問36、問44


    【差し替え】問50


    【追加】問61〜65



  <論文記述形式>

    【修正】問6、問12、問25


    【差し替え】問2、問27、問38、問47、問50



 

今年は、診療報酬改定、介護報酬改定、障害福祉サービス等報酬改定の、トリプル改定の年ですし、

最新のトピックから目が離せないですね。

 


医療経営士1級の勉強⒁ 論文問題④

2024-05-15 | 医療経営士の勉強

みなさま、こんにちは。

論文問題の記述勉強です。

前回同様、実際の問題(問1)で解説していきます。

すでに、問題文も解答文も内容を理解していますので、次の段階に進みます。

 

            Pro Foto~プロ・フォト

 

<問1 地域医療連携推進法人を活用してどのような経営改善が考えられるか論述せよ   400字程度>  6つ

 

(解答例 ) 地域医療連携推進法人

地域医療連携推進法人(以下、推進法人)の活用による経営改善について人・モノ・金の観点から考えてみる。

推進法人の参加法人病院の診療科が重複する場合、診療科を統合することにより手術件数、 患者数の増加が期待される。

推進法人に本部機能を集中させることにより、各参加法人にある総務・経理等を集約化することができる。

参加法人間の人事交流、共同研修によるシナジー効果が期待される。

複数の参加法人で構成される推進法人グループは、参加法人単体よりも価格交渉力が強まる医薬品・医療材料の共同購入、医療機器の共同利用によりコスト削減が可能となる。

病床利用率が満床に近い病院へ病床を融通すれば、単価の高い救急患者や手術患者の受け入れができる。

一部参加法人の経営状況が厳しい場合、推進法人から参加法人に貸付をすることで資金繰りが改善される。                                                   359字

1.この解答文は前置き()と、①~⑥までの文で構成されているので、覚えるべきを6つと記入しておく

2.では診療科統合、手術件数・患者数の増加を、さらに残りの②~⑥赤い部分を覚えておけば、

  ①~⑥までの文章が作成できる

3.前置き()の下線部分は、問題文をそのまま引用して、赤い部分と組み合わせればOK

  この前置きは、問題によってさまざまですが…

4.口頭で解答の練習をしてみる

5.1~4までを40問全て行う

6.次は、ちょっと苦痛ですが、400字の分量を認識するためにも実際に書いてみます

  実際の試験では、横書きで答案するので、横書き用の原稿用紙を使うこと

7.口頭で練習していますが、文章の組立てなど、長先生の解説文を参考にして記述練習する

  1問が400字と長文なので、書くのは1回だけでいいと思います

  ポイントを覚えていれば、作文は可能ですから…

  一応、400字に要する時間も計っておくといいでしょう

 

               横書きの原稿用紙

 

400字を実際書いていくのは大変なのですが、久しぶりに鉛筆を握って文字を書く、という作業を行います。

なんだか昔を思い出して、少しノスタルジックな思いにもなりますよ。

こうして、論文問題を書くところまでやり終えると、さらなる自信となりますが、まだまだ。

なぜなら、この40問と同じ問題は出題されないからです。

また次回へと続きます。


医療経営士1級の勉強⒀ 論文問題③

2024-05-12 | 医療経営士の勉強

みなさま、こんにちは。

前回までで、1次試験の半分にたどり着いた感じですね。

短文問題は、ほとんどこの中から、あるいは似た問題が出題されるということですから、

完璧にやっていれば、大丈夫だろうと安心感があります。(もちろん、この時点では完璧ではありませんが…)

今度は、いよいよ論文問題を記述していく勉強です。

          この原稿用紙は800字なので、この半分が400字

 

論文問題は、ほとんどが400字ぐらいと指示されていますので、1題が普通の原稿用紙1枚分ということです。

夏休みの宿題、読書感想文を思い出しますね。

試験当日は、午前中に短文記述形式の試験があり、昼食をはさんで午後からが論文記述形式。

論文記述形式は90分で2題出題されるので、所要時間は1題45分。

それだけ時間があれば「余裕でしょう」と思いたいですが、実際には最後まで時間を使いました。

 

論文問題の書き方については、「出題意図を把握する、定義や意義は長々と書かない」など、

長先生が予想問題集の初めに、詳しく例題を用いて説明して下さっているので、必ずそれを参考にして下さい。

また「短文記述形式と違って、論文記述形式の問題では、この予想問題がそのまま出題されることはない」と、あります。

今まで「知識拡大」と言ってきたのは、そのためでもあります。

 

昨年9月に実施された試験問題そのものは、残念ながらもう私の記憶にはないのですが…。

ただ、突拍子もない問題が出題されるのではなく、この予想問題集を理解し、そこから派生するような内容、

また最近のトピックなどを押さえておけば大丈夫という印象でした。

トピックについては、また後日。

 

余談ですが…。

当日の試験会場は、会場内に飲食物は持ち込み禁止で、

すぐ近くに1軒のうどん屋さん(座席が少なくて立って食べる)があるだけでした。

朝コンビニで用意していても、食べる場所がなければどうしようもないし、田舎から出てきている私は困った!

結局、立ち食いうどんさんに行き、注文してそのまま立っていたら、運よく席が空いたので座ることができたのでした。

中には、持ってきていたパンやおにぎりを、建物外の玄関先で召し上がっている人も…。

みなさん、どうされたのでしょうね?


医療経営士1級の勉強⑿ 短文問題②

2024-05-08 | 医療経営士の勉強

みなさま、こんにちは。

前回までで、短文問題・解答、資料、ワードなどに加えて、論文問題に関する内容も一通り理解しているはず。

私は、ここまでくるのにも、結構時間がかかりました。

何度も言うように、その問題だけができればいいのではなく、知識拡大という目的もありますから。

でも、進めていくと、同じワード、似たようなワードがよく出てきます。

英語の勉強の時のように、見たことがある、あるいは覚えたばかりの単語が出てくると嬉しくなって、

モチベーションも上がってきますよね。

 

今回は、また短文問題の勉強に戻ります。

いよいよ、自分の力で、実際の問題を解答する段階です。

「できるかな~」と期待するものの、ほとんどできません…、がっかりします。

でも、前段階では覚える過程が入っておりませんので、私がきちんと答えられるはずもありません。

 

つまりは、ここからは、私の苦手な、嫌いな暗記が始まります。

1問ずつ、関連する内容も再度確認しながら、答案を覚えていきます。

問題集の解答例によっては、自分では納得しにくいものもありましたので、自分なりに解答を作成したり、

ChatGPTに頼ったりしました。

そして、ここで重要なのは、実際に書いてみること。

解答字数が決められていますから、それに当てはめる必要がありますし、何しろ基本は書いて覚えるでしょうから。

 

            ネットから両面印刷した原稿用紙

 

この原稿用紙は、論文問題でも使用しますので、大変重宝しました。

まず、各問題の字数制限の位置(80字なら80字の部分)に印をつけておいて、書いていきました。

これを積み重ねていくと、字数感覚がだいたいわかってきます。

 

大変ですが、50問最後までやり終えた時には、かなり自信がついてきます。

一応、1次試験の半分に当たる短文問題を制覇した気分になります、頑張りましょう!

次回は、また論文問題の勉強についてです。

 


医療経営士1級の勉強⑾ 論文問題②

2024-05-06 | 医療経営士の勉強

みなさま、こんにちは。

前回は論文問題の問1で、①~④の勉強を説明しましたが、一部補足しておきたいと思います。

 

<問1 地域医療連携推進法人を活用してどのような経営改善が考えられるか論述せよ   400字程度>

(解答例 ) 地域医療連携推進法人

地域医療連携推進法人(以下、推進法人)の活用による経営改善について、人・モノ・金の観点から考えてみる。

推進法人の参加法人病院の診療科が重複する場合、診療科を統合することにより手術件数、 患者数の増加が期待される。推進法人に本部機能を集中させることにより、各参加法人にある総務・経理等を集約化することができる。参加法人間の人事交流、共同研修によるシナジー効果が期待される。

複数の参加法人で構成される推進法人グループは、参加法人単体よりも価格交渉力が強まる。医薬品・医療材料の共同購入、医療機器の共同利用によりコスト削減が可能となる。病床利用率が満床に近い病院へ病床を融通すれば、単価の高い救急患者や手術患者の受け入れができる。

一部参加法人の経営状況が厳しい場合、推進法人から参加法人に貸付をすることで資金繰りが改善される。  359字                                                      

                            医療経営士1級予想問題集 長 英一郎著

 

<③ 以上の、My問題集、資料、ChatGPT解答例などから、わからないワードを調べてまとめる>

この部分について

論文記述形式は未知の問題が出題されるので、あくまで、この問1の答案だけに絞るのではなく、

この地域医療連携推進法人に関連して、違った形で出題されても答えられるようにしようと意識。

そこで、面倒なのですが、調べたり集めたりした資料から、自分なりにノートにまとめました。

 

  

            問題には直接関係ないようなことも幅広く。また後の学習で追加も…

 

  

             ノートにまとめたものの、あまり見返してないようなページも…

 

  

              ページは空けていたものの、全くまとめなしのページも…

 

まとめるぞ~!と、あまり気張らず、必要に応じて行いました。

最初は頑張りましたが、次第に資料だけでは頭に残らない内容のみに絞って。

また、文字もまとめ方も、自分で読めればいいので決して綺麗ではありません。

次回は、また短文問題に戻ります。