みなさま、こんにちは。
雨とともに、季節がぐっと進みましたね。
我が家のワンコ、エリザベスにも、いろんな場所に、毛布やあったか座布団を引っ張り出してあげました。
ついこの前までは、冷たい石畳にごろ~んと寝ころんでいたのに、今はちょこんとそこに座っています。
ちょこんと!
先日、久しぶりに友人と長話をする機会がありました。
10月に入ってすぐ、彼女のお母さんが亡くなり、葬儀会社の方に大変お世話になったと。
亡くなった時に入所していた施設の方が、「ここは間違いないから」と手配して下さった葬儀会社だそう。
以下、彼女の話です。
経験しなくては分からない…とは、まさにこの事もしかりと実感。
冷静に、冷静に、と自分自身に言い聞かせながら、気持ちをしっかり持って臨んだのだけど…。
一人娘の彼女、自分が葬儀を仕切る状況になるのは初めてで、とにかくわからないことばかり。
宗派のしきたりに沿って、また地域の慣習にも留意しなくてはならない。
お通や、告別式…と順を追って行事を滞りなく終えられたのは、この葬儀社の方のおかげだったと、
つくづく感謝していました。
もちろん、葬儀社の方は「仕事ですから」と言われますが、
同じ仕事をするにも、顧客の立場でこれだけ感謝の気持ちをお伝えしたくなるようなプロの仕事を見て、
改めて勉強になったのよと。
以前、我が家がいただいた心あたたまるお花たち
また、告別式などの打ち合わせをする中で、印象的なお話を聞けたそう。
「こんな仕事をしていると、相手の人が私達をどう思っているか、態度や言葉でわかるんですよね」とつぶやかれた。
ご遺体を引き取りに行った時の、病院や施設、ご家族などの対応のことです。
お母さんが入所していた施設の方については、
「あそこはいつ行っても、気持ちよく応対して下さるのです!」と言われたとか。
おそらく、お互いそのようなお話をされてはいないのでしょうが、
仕事上で接する中で、暗黙の信頼関係が築かれているのだろうなと思いました。
それは、にわかに作られるものではありませんよね。
同じ仕事でも、平素からどのような気持ちで取り組んでいるか、
また、人としてバランスの取れた人権感覚を持ち合わせているかなど、
決して目には見えないものですが、それらが非常に大切なのだなと、私も勉強させていただきました。
私たちもそんなことに遭遇する年代、順番だから次は自分たちの番? と考えると身につまされるねとも。
とりあえず、その後のやるべきことが目白押しで、大変みたいです。
一つずつ、確実に頑張ってね、と。