面白くない事を書いてみました。 レジ袋有料化が騒がしいので～

最近テレビや新聞でレジ袋の事が話題になってるので世間オンチな私も考えてみました

面白くも何も何も無いので、つまらないと思った方はシャットダウンして下さい。　

書いている私も眠たくなりました。

★素朴な疑問から

レジ袋は何故有料化するのだろう？　　ネットでみると

・2015年7月ハワイでレジ袋配布が「全面禁止」

・2015年10月イギリスでレジ袋が「有料化」

・2016年7月フランスでレジ袋の配布が禁止

・2018年8月ニュージーランドでレジ袋「禁止」発表

・2019年1月韓国でレジ袋配布が「禁止」

・2020年7月1日日本全国の小売店で「レジ袋」が有料化されます。という記載がありました。

国連の報告によると「一人当たりの使い捨てプラスチックごみ発生量」で日本はアメリカに次いで世界2位。

環境省の調査では、日本人は1人あたり1日約1枚のレジ袋をゴミにしているという驚きの結果が出ているそうです。

また、「日本はプラごみ発生量を減らすための取り組みとして新素材の開発、廃棄量の抑制、リサイクルの促進などを進めており、「レジ袋の有料化」は廃棄量の抑制策として最も消費者に近い施策と言える。」とも書いてありました。

つまり

・米国の一部、EC等・韓国でレジ袋配布の抑制の動きが広がった

・プラゴミの発生量を減らすために有料化する

という事が書いてあるので有料化するのか？

レジ袋を有料化すればプラゴミは減るのか？　私の素朴な疑問です。

　　レジ袋以外のポリ製品が圧倒的に多い現実があります。

結論は減らないのではと思いました。

レジ袋を削減してもプラスチックごみは減らない理由が二つあると云われます。（ある意見です）

・1つは「ごみ袋の需要が増える」。←これは一理あります、私もホムセンでポリ袋買います。

レジ袋は、ほとんどの消費者は、ごみ袋などに再利用している。小さく折りたたむことができ、かさばらないので、バッグに1～2枚入れておけば、買い物時などに何かと便利で、簡易的なマイバッグである。レジ袋の再利用（リユース）にもなる。レジ袋は、非常に使い勝手が良いエコで便利な袋が、無料で手に入らなくなる。そうなれば当然、その代替となるごみ袋を買う。できれば、レジ袋と同じ持ち手（とって）のあるごみ袋がよい。ホームセンターなどの小売店やネットでも販売しているが、1枚数円する。それならば、小売店でレジ袋を買った方が、持ち帰り袋と家庭でのごみ袋として利用できるので、便利で安いかもしれない。7月から、小売店でのレジ袋やごみ袋の売り上げが増える可能性が高い。こうしたごみ袋の大半はプラスチック製である。レジ袋が削減できても、代替のプラスチック製袋の需要が増えれば、プラスチックごみは減らないという意見。

・もう1つは「バイオマス25％のレジ袋は無料」ということだ。このことは長くなるので略。（バイオマスを調べてください）

小売店の影響は？

小売店の支出が減り消費者負担が増す。

「消費者がレジ袋やごみ袋にお金を支払う一方で、小売店は、今まで経費であったレジ袋が商品となり売り上げに寄与する。日本で流通するレジ袋を年間300億枚（諸説あり）とすると、大きさはいろいろあるが、平均1枚4円で1200億円の計算になる。例えば、年間1億枚のレジ袋を使用する大手小売店は、有料化でどれだけの恩恵があるか。仕入れ金額が2円（税込み）で、利益を取らずに1枚2円（税込）で販売する場合、2割の客がレジ袋を購入すれば、2000枚×2円＝4000万円が売り上げとなる。

今ではレジ袋購入に2億円（1億枚×2円）を支出していたが、レジ袋有料化により、利益が0円としても支出は2億円減り、さらに売り上げは4000万円増えることになる。そして、小売店が潤う分、そのすべてが消費者の負担になる。なお、有料化の対象となるレジ袋には「持ち手がある」という条件がある。

スーパーマーケットなどで、レジの後、袋詰めをするための「サッカー台」と呼ばれる作業台には、濡れているものや肉などを入れるための透明のビニル袋が、ロール状になって置かれている。これもプラスチック製であるうえ、レジ袋のようにごみ袋として再利用されることは少ないにもかかわらず、持ち手がないので有料化の対象外である。」との記載がありました。

つまり、小売店・スーパーは無料レジ袋が商品になり売上増、経費削減になり利益が増える反対に消費者は負担が増える。

レジ袋の成分は？

ポリエチレンです。よくビニル袋とかポリ袋とか云いますが、全てポリ袋つまりエチレンです。

（ラップフィルムはポリエチレン、レジ袋やゴミ袋はポリエチレン、汎用容器はポリエチレンかポリプロピレン、電子レンジ容器はポリプロピレン、食器類はメラミン樹脂、ペットボトルはポリエチレンテレフタレート、カップ麺はポリスチレン、電線コードは軟質ポリ塩化ビニル、雨樋は硬質ポリ塩化ビニル、ポリバケツは ポリエチレンかポリプロピレン）等ですからビニルは案外少ないのです。

エチレン

エチレンは此方参照

プラゴミとは？（大阪市の例では下記のように分類されています）

プラスチック製のボトル類：（食用油・たれなどの容器、洗剤・化粧品の容器、目薬等の容器、醤油・飲料用・酒容器）

プラスチック製のカップ・パック類：（カップ麺等容器、卵・乾電池等のパック、薬・化粧品ケース、コンビニ弁当容器等）

プラスチック製のトレイ（皿型容器）類：（惣菜・生鮮食品等のトレイパック、菓子・海苔等の仕切トレイ）

プラスチック製の袋・ラップ類：（菓子・野菜等の袋、インスタント食品・冷凍食品等の袋、食品の外装フイルム、レジ袋・日用品・詰替洗剤等袋）

プラスチック製のチューブ類：（マヨネーズ・ケチャップ・歯磨き粉チューブ・わさび等容器）

その他：（ペットボトル・スプレー缶キャップ、みかんたまねぎ等のネット、果物・家電製品保護用発砲梱包材）

規制はないがプラゴミ（オモチャ・ビデオテープ・CD／DVD・食器・ボールペン・歯ブラシ・洗面器・バケツ・サンダル・ハンガー・使い捨てライター・他家庭雑貨）他キリがないです。むしろプラスチック製品なしでは暮らしが成り立たないようになっています。

昔みたいに新聞紙での包装や量り売り時代には戻れないでしょう。

プラゴミは化石燃料から作られるからダメって本当？

化石燃料は環境に悪いものなの？

・化石燃料とは動植物の死骸などの有機物が長い年月をかけて変質し、今日燃料資源として採掘され使用されている物質の総称。であり石炭・石油・天然ガスなどが該当する。もとはと云えば生き物の死骸です。決して化学が作り出したものではありません。

プラゴミは分解しないの？

します。（これは2時間くらいネット記事を読みましたが、概ね時間が経てば分解されると記載された記事が多いです）

大半のプラスチックは分解されて最後はなくなります、分解途中のものが「分解されない」と写真付きでフェイクニュースで報道されます。

プラスチック生産国二位の中国は殆ど海洋投棄していますが、大部分は海で分解され、分解途中のものが他国へ流れ着き騒ぎになります。もし分解されないならもっと多くの漂流物が他国に流れ着いています。

フェイクニュース例：湾岸戦争の原因の一つになった「油にまみれた水鳥」はカメラマンが鳥に油をかけて撮影したものです。

これまでの事で思うこと

・レジ袋有料化はプラゴミ削減には影響しない。プラゴミ削減にはプラスチックの使用を抑える方が有効

・レジ袋有料化は消費者の負担が増え、事業者は利益を受ける構造になる

・プラスチック生産国一位の米国、二位の中国の対応が殆どない。

・プラスチック（エチレン）製品の汎用性は全世界的であり代替製品が少ない。

・化石燃料の功罪・是非の情報が偏りすぎている。（特にマスコミ）

というのが印象です。（印象なので論理的ではありませんが）

経済産業省HPより

みだし

プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。このような状況を踏まえ、令和２年７月１日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。

対象事業者

各種商品小売業、織物：衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業、自動車部分品・附属品小売業、家具・じゅう器・機械文具小売業、医薬品・化粧品小売業、書籍・文房具小売業、スポーツ用品・がん具・娯楽用品・楽器小売業及びたばこ・喫煙具専門小売業

今回の制度対象となる買物袋

プラスチック製買物袋

対象外

紙袋・布袋・持ち手のない袋

有料化対象外のもの

繰り返し使える厚手の袋（50㎛以上）、微生物により海洋で分解されるもの、バイオマス素材の配合率が25％以上のもの。

その他詳細

有料化のあり方について

価格売上について

ガイドライン

パンフレット

説明会での質問と回答

説明会資料

関連法規

改正政令等

レジ袋チャレンジ

今日は書きすぎて考えがまとまらずつまらないブログになりました。スミマセン。

〈おまけ〉

この環境少女もポリエチレンに囲まれて生きてる。（電車も化石燃料で動きます、テーブルの上にあるもの全て化石加工のエチレン素材です。）

　別に中傷ではなく、ポリ自体がそれだけ自然に入り込んでいるという事です。