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足首は構造上の特徴から内側に捻ってしまう内反捻挫(ないはんねんざ)が生じやすいです。
内反捻挫では足首の外側(小指側)にある靭帯や腓骨筋群が伸ばされて傷つきますが、実は内反捻挫の約半数は足首の内側も圧縮によって傷ついているという報告があります。そして、足首の内側には後脛骨筋といった筋肉が通過します。
腓骨筋群や後脛骨筋は足首の動き・安定化だけでなく、足のアーチ形成にも関与します。実際、捻挫をきっかけに足のアーチが崩れる方もいらっしゃいます。
そのため、内反捻挫の後には腓骨筋群・後脛骨筋の両方を鍛えることが再発予防や足首の強化に重要となります。
以前もそれぞれの筋肉のトレーニング方法をご紹介しましたが、今回は効果の実感を得られやすいトレーニング方法として、つま先立ちのバリエーションをご紹介します。
やり始めは負荷が高く感じるかもしれませんが、ぜひ継続してチャレンジしてみてください。
動画はこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=u3fNFy054Qk
●チャプター
0:00 OPENING
0:12 捻挫の基礎知識
1:47 実践編:基本のつま先立ち
2:57 実践編;バリエーション①腓骨筋群
3:35 実践編:バリエーション②後脛骨筋
4:14 Ending
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