ギボシが折れています。
黒く焦げているのは溶接しようとしたらしいです。
真鍮ですから、溶接なんてできません。
溶接というのは、鉄、アルミ、ステンレス、チタンなどのごく限られた金属でだけできる作業です。
溶接機を扱うような方なら、ご存じかと思いますが。
表面はこんな感じです。
これ、すぐに溶接出来ないと気づいてやめたから良いようなものの、ガッツリやってしまったら表面のプリント黒焦げの大惨事になっていたはずです。
こういうメッキされたものは熱が掛けられないので、冷間での修理を考えなければなりません。
熱を掛けられるのは、メッキや塗装などをする前の状態でのみです。
弊社ではこのようにネジを埋め込んでギボシを取り付けます。
修理完了です。
中にネジが入って留まっていますが、見た目は損傷前と変わらないはずです。
ただし黒く焦げたのは直りませんので、決してメッキされたバックルを溶接などしないに越したことありません。
修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。
留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。
伊東金属製作所
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