グッチベルトの修理です。
バックルを留めているリベット抜けです。
下側に多い故障で、重力に負けるようです。
部品を製作しして修理しました。
次はピン棒脱落です。
付け根だけ部品が残っています。薄くデザインしすぎて強度が確保できないのだと思います。
イタリアのものは、実用性よりもデザインが優先されたものが多いですね。
新しいピンを取り付けました。
次は穴あけです。
一番手前側を使っていたようですが、さらに痩せてしまったようです。
グッチのリバーシブルタイプのベルトですね。
殆どのベルトの穴間は25ミリなので、ノギスで等間隔に目印を付けます。
穴あけは緊張します。
寸法間違えても、曲がっても大惨事です。
軽く刃先の跡をつけて、違和感ないかどうか最終確認です。
あとは、えいっ!っと行くしかありません。この時点で何かあってももう後の祭りです。
無事、綺麗に2つ追加出来ました。
技術云々よりも精神力がやられます。
見たことないグッチのロゴの入ったバックルです。
こういったバックルはアジア系でよく作られています。
連結部分がはずれたようです。
こちらも部品を製作して修理しました。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像を添えてご連絡ください。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
修理できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
伊東金属製作所
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