トレンチコートのバックル修理は、急にご依頼が増えまして、少々納期が延びております。
こちらは袖バックル1個製作です。
あまり拘りは無い方のようで、多少左右違っても問題ないとのことです。
全く同じ芯材は用意できないので、こちらで代用します。
バーバリーやアクアスキュータムのコートのバックルは英国で作られているようで、バックルの革を剥くとイングランドの刻印が入っています。
英国に知人でもいれば入手できるのかもしれませんが、生憎、私にはそのような知人がおりません。
こちらの代用のバックルはドイツから入手しています。
形も色合いも似せて頑張りました。
両腕揃えてバックル見ない限りわからないのではないでしょうか。
次はコートを染めに出したらバックルがすべてダメになってしまったとご連絡いただきました。
バーバリーのブラックレーベルです。
山陽商会時代の製品ですね。
一旦バックルをすべてはずして革を剥きます。
修理後に再度取り付けて完成です。
こちらはアクアスキュータムのバックルで、愛知県のお客様からバックルだけ送られてきました。
アクアスキュータムは、袖バックルはバーバリーと共通です。
修理後の画像です。バックルの取付はご自身でされるようです。
こちらもアクアスキュータムです。
こちらはベルトごと送られてきましたので、バックル取り外し、バックル修理、バックル取り付けのフルコースです。
完成写真になります。
いつもご依頼いただいている、都内にあるアンティークトレンチコートを扱う古着屋さんからのご依頼です。
今回は3セットで、画像の通りディオール、バーバリー、バーバリーになります。
それぞれ色合わせして似寄りの革を用意します。
ディオールのウエストバックルは修復できないほど曲がっていたので、芯材を交換しました。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像を添えてご連絡ください。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
修理できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
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夜中のLINEは勘弁してください。
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