一徹クンとの楽しい暮らし

【一徹】15歳【すもも】8歳【まりも】5歳【雪】5歳【空】6ヶ月【海】4ヶ月【大】11歳との『おんりぃWAN』な島生活

犬の美容室&ドッグホテル『おんりぃWAN』

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、直島で唯一のドッグサロンです。 愛犬と一緒に直島に行きたいけど犬を預けるところがないとお悩みの方、お気軽にご連絡ください。※ドッグホテルをご利用の場合には混合ワクチン予防接種証明書(有効期限内であること)を拝見させていただきます。ご理解のほどお願い致します。〒761-3110 香川県香川郡直島町1854-1 『おんりぃWAN』 電話:087-892-2501 営業時間:a.m 9:00~p.m 5:00 定休日:月曜日・木曜日午後 動物取扱業登録番号: 香川県東讃保健所 第22025号 動物取扱責任者氏名: 山下 玲子

実家③

2008-02-24 21:06:49 | Weblog
3週間ぶりに取れた連休は3連休
1日目はダッラ~ンと過ごし、16時から野暮用でお出掛け。
残酷にも、お散歩をサボってしまったのでした...

昨日の朝、パワー漲る一徹クンは... 全く寝かしてくれません。
そりゃそうですよね。
どう見ても燦燦照らしてるし、ママはパジャマのままだらだらしてるし、納得するわけがない
ワンワン攻撃ペロペロ攻撃そして、お手手攻撃(どうしても起きない私の顔に前足をドーンと降ろして来る)で起こされました。

埠頭の公園は強風で人出は少なく、灯台へのスロープは門が閉まっていました。
一徹クンには天候なんか関係ない芝生の丘を跳ねるように走り周っています
時間もいつもと違うし、バイクが突風でコケそうになるほどの強風の中、知った人もいません... と、思ったら...
現在1歳ちょっとのトイプードルのモコちゃん♂が来ました。
      
「イヤッ、何すんのよっ」って声が聞こえそうな...
一徹クン、ガーリーなお洋服ですが、男の子ですからっ(笑)

一旦帰って今度は、実家へ帰る準備。
この荒れ模様の海を渡るのは記憶にないほどの久々どんなんやろ...と、ウキウキ(飛行機も船も揺れるの大好き)しながらリュックに一徹クンのごはん・おやつ・トイレシート・自分のパジャマ等々... 準備万端。

お昼のフェリーは定刻出航です。
朝のお散歩時とは違って満潮の上、更に風と時化は強くなっていて見慣れたお散歩コースとはとても思えません。
灯台へのスロープはまるで牙のような波が覆い被さっています。
手前のレストランと駐車場も... 置いてるに容赦なく波がかかっています
      
いつもの灯台を海から撮っています。
やはり、携帯のでは限界だワ... すっごい迫力だったのに...

出航してから約1時間で実家に到着です。
門の前で一徹クンは興奮してワンワンワン
中からはゴールデンのはなちゃんがワンワンッ
両親もニコニコで玄関で迎えてくれました。

さてと。
一徹クンは父に任せてちょっと出かけて来よう。
まずはでお腹を満たし、前々から行ってみたかった、私が生まれ育った社宅へ行ってみた。
私の記憶と思い出の殆どは社宅に詰まっています。
物心ついた頃から中学2年生までを過ごした父の勤めてた会社の社宅。
そう、昭和の良き思い出です。

あんなに真っ直ぐで長かった道が「たったこれだけ」って思うほど短く感じ、坂道の勾配は昔のままだけど幅は広くなってて全てがアスファルトに。
坂の途中で階段を上ると有った神社も建物自体なくなっており、奥の祠も荒れ放題。
お守りする人々もいなくなってしまったのか...。
ただ、昔と変わらない冷たい空気と気に導かれるように「ここに何が有った」「ここにはこんな葉っぱが有った」等と、当時を手繰り寄せていました。

近道してた山道も面影さえなくなってて、その道は多くの人が使っていたし、大きな松の木に樹液(琥珀の元)を見つけ触ったり、蝉を捕まえたり、母方の祖父が愛犬(♀なのに京三(キョウゾウ)という名前)のお散歩に毎日駆け降り、駆け上がっていた等、思い出がいっぱい詰まった道。

アパートは鉄筋コンクリート造り2階建てで1棟に8世帯が住んでいました。

自転車のお稽古で何十周もアパートの周りを漕いでは転び、溝の中に落ちたことも有りました。
その溝を見て「こんな狭くて浅かったっけ?」
アパートの周囲も「こんなに短かったっけ?」
垣根の外には隣組のお父さん達が作ってた花壇や畑が整地され広がってたのに、足を踏み入れる事すら出来ない状態。

祖父が作ってくれた犬小屋に、真っ白な可愛い京三。
「ここに居たんだなぁ...」と当時を偲び涙がはらはらはら...。

さて、我が家だった所には
父が精魂込めて作ってた花壇は土すらなく、大きな無花果の木は切られて根っこもなく...。
うちの初代犬‘エル’を繋いでた場所を見て、ひたすら年月の流れを感じていました。
切なくて、何度も涙がこみ上げて来ました

当時、社宅はどこも空きがなく、常に誰かの声が聞こえてて、道を歩けば誰かに会い、子供達は挨拶を覚え、お風呂に行くとどこかのおばちゃんが背中を流してくれて...
こういうことが当たり前だった、古き良き時代。

帰って両親に話したら「ふぅん」と聞いていた。
母が「懐かしい場所に行ってみたいと思うやろ~」と。
近いのに、全然行ってないらしい。
また今度、坂の下にバイクを置いて歩いて行ってみよう。

私、「原点に戻りたい」と思ってるのかなぁ...


今回はうかつにもが電池切れになり写真が殆ど有りません
      

はなちゃん、今回も一徹のお守り、ありがとう。
お疲れ様でした
今日からまた両親を独占できるわね~

一徹クンもお陰さまで高イビキかいて寝てますよ

あぁ、また新しい週が始まる。
2月最後の週だ。
私も早々に寝よう。
おやすみなさーい