評価★★★★
70年代から80年代前半に公開された
ハリウッドのカースタント映画を蘇らせた注目作だ。
本作は全国的に公開館が非常に少なく
今回の鑑賞には、車で1時間ほどの地域まで行くことになった。
カースタント映画といえば
同日に公開の『スピード・レーサー』があるが
そちらはCGを駆使した殆んどアニメ感覚の映画だ。
だが、こちらは
すべて実写によるリアル映像だ。
本作にはCGによるカークラッシュは存在しない。
製作のダニエル・サデクは、本作を可能な限りリアルなものにするため、
彼にとって極めて貴重なカーコレクションを使用し、クラッシュさせた。
撮影と編集によって完ぺきに作り出された映像によって、
観客は、あたかも競い合う車の バケットシートに座っているかのように、
レースのど真ん中に放り出されたかのような感覚に陥る。
予告編だけだと、ロスからラスベガスまでを
1時間45分(普通は4時間程)でゴールをする
『激走5000キロ!』みたいなロードレースかと思ったものだが
本編では、それは冒頭でのホンの触り部分というところだった。
全体のストーリーに繋がりは殆んどなし。
ただ単に金持ちたちの賭博レースに世界の高級車と
ドラテクのあるドライバーたちが金で雇われ
公道レースをするだけだ。
全部で3回、賭博レースたるものをするのだが
賭博をするのは毎回同じ顔ぶれだった。
日本円で億単位の金が動くのだ。
公道レースをするだけと言っても
そこはやはり一般車の隙間を縫うようにすり抜けて行き
交差点での本物のドリフト走行などは見ごたえ十分だ。
ドラマは取って付けたようなチープなもの
いやいや、ドラマと呼べるレベルではありませんね。
それにしても、ヒロインのドラテクは凄いね~!
ルックスも観て行くうちに段々とチャーミングに見えてしまう。
予告編でメルセデスSLRマクラーレンのハンドルを握っている彼女です。
『ワイルド・スピード』に対抗するかのように作られた作品だが
ドラマと出演者は足元にも及ばない。
だが、出てくる車は見てるだけでよだれの出る
世界の超高級車たち。いわゆるスーパーカーということで
ここだけは完全にこちらの勝利だ。
「ポルシェ・カレラGT」が宙を舞って大クラッシュ。
「ランボルギーニ・ディアブロ・ロードスター」も同じく宙を舞う。
これらは車にワイヤーを取り付け
ワイヤーアクションと火薬を爆発させ反動を利用した
昔ながらのアナログのカークラッシュである。
その他、本作を観ないとお目にかかれない貴重な車の数々。
「サリーン・S7」
「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」
「エンツォ・フェラーリ」
「ロールス・ロイス・ファントム」
この辺りの超高級車を惜しげもなく全開アクセルでぶっ飛ばす。
ボディだけのレプリカと違って本物のエキゾーストを体感できる。
そして
トドメはこの車だ!本編では黄色のボディカラーでした。
いま、公道を走行できる車の中では最高速(395キロ)を誇る
スウェーデン製のスーパーカー「ケーニグセグCCX」の登場だ。
CCXは4700CCツインスーパーチャージV8エンジン、806馬力。
日本円で約5400万円。
Redline - Race between Red F60 Enzo Ferrari and Yellow CCX
こんな感じでヒロインのドラテクも良かったんですが
こんな動画もありました。
こちらも女の子なんですが、これは本物です。
かなり上手い!女の子がシルビアS14でドリフト
---------------------------------------------------
監督:アンディ・チェン
脚本:ロバート・フォアマン
撮影:ビル・バトラー
音楽:イーアン・ハニーマン/アンドリュー・レイハー
出演:ナディア・ビョーリン/ネイサン・フィリップス/エディ・グリフィン/アンガス・マクファーデン
『レッドライン』
70年代から80年代前半に公開された
ハリウッドのカースタント映画を蘇らせた注目作だ。
本作は全国的に公開館が非常に少なく
今回の鑑賞には、車で1時間ほどの地域まで行くことになった。
カースタント映画といえば
同日に公開の『スピード・レーサー』があるが
そちらはCGを駆使した殆んどアニメ感覚の映画だ。
だが、こちらは
すべて実写によるリアル映像だ。
本作にはCGによるカークラッシュは存在しない。
製作のダニエル・サデクは、本作を可能な限りリアルなものにするため、
彼にとって極めて貴重なカーコレクションを使用し、クラッシュさせた。
撮影と編集によって完ぺきに作り出された映像によって、
観客は、あたかも競い合う車の バケットシートに座っているかのように、
レースのど真ん中に放り出されたかのような感覚に陥る。
予告編だけだと、ロスからラスベガスまでを
1時間45分(普通は4時間程)でゴールをする
『激走5000キロ!』みたいなロードレースかと思ったものだが
本編では、それは冒頭でのホンの触り部分というところだった。
全体のストーリーに繋がりは殆んどなし。
ただ単に金持ちたちの賭博レースに世界の高級車と
ドラテクのあるドライバーたちが金で雇われ
公道レースをするだけだ。
全部で3回、賭博レースたるものをするのだが
賭博をするのは毎回同じ顔ぶれだった。
日本円で億単位の金が動くのだ。
公道レースをするだけと言っても
そこはやはり一般車の隙間を縫うようにすり抜けて行き
交差点での本物のドリフト走行などは見ごたえ十分だ。
ドラマは取って付けたようなチープなもの
いやいや、ドラマと呼べるレベルではありませんね。
それにしても、ヒロインのドラテクは凄いね~!
ルックスも観て行くうちに段々とチャーミングに見えてしまう。
予告編でメルセデスSLRマクラーレンのハンドルを握っている彼女です。
『ワイルド・スピード』に対抗するかのように作られた作品だが
ドラマと出演者は足元にも及ばない。
だが、出てくる車は見てるだけでよだれの出る
世界の超高級車たち。いわゆるスーパーカーということで
ここだけは完全にこちらの勝利だ。
「ポルシェ・カレラGT」が宙を舞って大クラッシュ。
「ランボルギーニ・ディアブロ・ロードスター」も同じく宙を舞う。
これらは車にワイヤーを取り付け
ワイヤーアクションと火薬を爆発させ反動を利用した
昔ながらのアナログのカークラッシュである。
その他、本作を観ないとお目にかかれない貴重な車の数々。
「サリーン・S7」
「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」
「エンツォ・フェラーリ」
「ロールス・ロイス・ファントム」
この辺りの超高級車を惜しげもなく全開アクセルでぶっ飛ばす。
ボディだけのレプリカと違って本物のエキゾーストを体感できる。
そして
トドメはこの車だ!本編では黄色のボディカラーでした。
いま、公道を走行できる車の中では最高速(395キロ)を誇る
スウェーデン製のスーパーカー「ケーニグセグCCX」の登場だ。
CCXは4700CCツインスーパーチャージV8エンジン、806馬力。
日本円で約5400万円。
Redline - Race between Red F60 Enzo Ferrari and Yellow CCX
こんな感じでヒロインのドラテクも良かったんですが
こんな動画もありました。
こちらも女の子なんですが、これは本物です。
かなり上手い!女の子がシルビアS14でドリフト
---------------------------------------------------
監督:アンディ・チェン
脚本:ロバート・フォアマン
撮影:ビル・バトラー
音楽:イーアン・ハニーマン/アンドリュー・レイハー
出演:ナディア・ビョーリン/ネイサン・フィリップス/エディ・グリフィン/アンガス・マクファーデン
『レッドライン』
最近はそっちのウリ文句の方が、なんか心に響きます(=^_^=)
ウォツャワヌキー兄弟の「アレ」は予告編だけで十分な気もしますね。
もうCG世界はおなかいっぱいです(・ω・)
観て行くうちに、徐々に慣れて逆にチャーミングに見えてしまいます。
スウェーデン出身の女優さん
>最近はそっちのウリ文句の方が、なんか心に響きます(=^_^=)
ほんとほんと!CGはアナログの補助レベルが丁度いいです。
デザスター映画には必須なんでしょうね。
>ウォツャワヌキー兄弟の「アレ」は予告編だけで十分な気もしますね。
ちなみに個人的には『マトリックス』シリーズが苦手だったので
ウォッシャー液兄弟と謳われても興味が湧きません^^
TBさせていただきました。
この映画だけでスーパーカーがどれだけ登場したのかと思うくらいに登場しています。
映画のストーリーは大したことないです。
それより、触ることすら出来ないような車がいっぱい登場するところを観てね。って感じ。
日本車はゴロツキが難癖つけるシーンでシルビアを使用してましたね。
それから、2007年9月13日に市販車の最高スピードが更新され、現在の市販車最高スピードはSSC Ultimate Aeroの時速約412Km(256.15mph)、1183馬力。だそうです。
どっちにしても買えませんけど。
車が好きなら東京モーターショーに行ったつもりで鑑賞でしょうか。(^_^ゞ
はっしいさんの記事を拝読させてもらって
その、情報量の多さにびっくりしました。
この映画に登場した高級車を余すことなく紹介されていて
ただただ驚くばかりです。
>日本車はゴロツキが難癖つけるシーンでシルビアを使用してましたね。
あ~!例のアジア系のゴロツキが乗ってきたのがシルビアだったんですか。
個人的は、あの俳優が気になって車の方は目が行かなかったです。
>それから、2007年9月13日に市販車の最高スピードが更新され、現在の市販車最高スピードはSSC Ultimate Aeroの時速約412Km(256.15mph)、1183馬力。だそうです。
そうだったんですね。
単純に字幕スーパーを鵜呑みにしていたんですが
世の中の流れは速いものなんですね^^
ちなみに、1183馬力って数字が巨大すぎて想像ができません。
ダニエル・サデクのおかげで楽しい映画に巡り合えたので良かったと思いました^^
ヒロインの女の子、どうにもご尊顔もボディも「カスタマイズされた」っぽく見えたりしました(⌒~⌒ι) ←ファンの方、済みません、、ワタシだけの妄想です、、
>「ニトロボタンは反則だろう!」と思いました(=^_^=)
確かに!あれは反則です。
リヤウィングが吹っ飛び、前輪が浮いてましたね^^
しかし、あんなに高く宙に舞うものなんでしょうか。
型も古かったので最初から潰される運命だったのでしょうね^^
>ヒロインの女の子、どうにもご尊顔もボディも「カスタマイズされた」っぽく見えたりしました
ナットちゃんがサイボーグでカルロがジローだったら・・・ってまた、そっちにネタ振りしちゃいました^^
>型も古かったので最初から潰される運命だったのでしょうね^^
なんか(往年の)刑事ドラマ『西部警察』で犯人側のクラッシュするクルマが「他社の旧型車」だった、みたいな演出と似てますね(=^_^=)
>ナットちゃんがサイボーグでカルロがジローだったら・・・
>ってまた、そっちにネタ振りしちゃいました^^
カルロみたいなヤツは絶対に
「当たりさ! 僕はバカなんだ!」などとは言いませんですよね(=^_^=)
しかしカルロ、ちとマーク・ウォールバーグ入ってませんでしたか? チェンとか言う東洋系のブルジョアは何処となく「安倍前総理」が入ってたし(=^_^=)
爆発炎上する瞬間、さっきの車とちがうやん~みたいなところも多かったですよね^^
>カルロみたいなヤツは絶対に
「当たりさ! 僕はバカなんだ!」などとは言いませんですよね(=^_^=)
たぶん「このオレ様がバカだと~?」って言っちゃったりして。
「このオレ様が、て~したことないだと~?」って言ってる声優さんでお願いしたいです。
>しかしカルロ、ちとマーク・ウォールバーグ入ってませんでしたか? チェンとか言う東洋系のブルジョアは何処となく「安倍前総理」が入ってたし(=^_^=)
確かに、マーク入ってましたよね^^
ワタシはジェイソン・ボーンの髪型を意識してるのかなと思ったりしました。
安倍前総理に大受けしました!ヤバいヤバい!