『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『器の素敵なカフェ案内。』

2011-11-17 | みんな、やさしさからできている。
今日読んで(見て)いるのは、雑誌です



CasaBRUTUS特別編集の、
『にっぽん全国! 器の素敵なカフェ案内。』

昨年2010年6月に発売したものですが、
お気に入りなので、
たま~に、パラパラペラペラジッ~と、見ています。



そして、何度見ても、涙が出てしまうページがあります

福島県福島市にあった『cafe in CAVE』のページです。
あんざい果樹園の中にあった小さなカフェのページです。

この果樹園に、このカフェに、
いつか、行ってみたい。

この雑誌をはじめて見たとき、そう思いました。

その後、いつか行こうと、HPなど、のぞいて楽しんでいました。

そして、起きた、震災。

カフェは一時閉店という形になっています。

こういう現実をかみしめて、
私たちは生活するべきだと思います。

果樹園は続いています。
今後も、微力だけれど、応援できたら、と思います。

そして、その、あんざい果樹園をみることのできる本が、



千葉なつえさんの、
『ももの木なしの木りんごの木』です



『ジュージュー』

2011-11-16 | 立ち直っていく、という時に。
今日の朝の読書は、
よしもとばななさんの『ジュージュー』です



冒頭は町田康さんの『どうにかなる』の歌詞ではじまります。
このアルバム、衝撃的なものです

併せて聴いてほしいです。

どうにかなる/町田康+THE GLORY



地獄のサラミちやん(マンガ)も登場



調子のいいときには飛ばしてしまっている、
見たくないようなちっぽけなことが、
弱ってるときには壁のしみみたいにじわっと浮かび上がってくる。

私の街は最高だなぁ・・・

私たちは水槽の藻、いや、微生物みたいに、
つながりあってひとつの命になっている。



やさしい気持ちになれる本でした。



普通のひとでも普通の生活を送っている人なんて、あんまりいない。

普通に暮らしている、その日常の裏側には、
いろいろな、様々なドラマが、様々な思いが隠れている。

私を含めた、
まわりグルリ・・・
何もないひとなんていない。

だからこそ、この本の中の日常の『普通』の、
様々ないろいろが、心をトントンと叩く。

生と死が、
そこに『いた』人が、
ステーキとハンバーグ屋さんの『ジュージュー』の中で、
やさしく存在感をもっていて、あたたかかった。

人はひとりでは生きられない。

誰かがいて、
誰かの手で、声で、瞳で、

心臓にエンジンがかかっているのだなぁと思いました。



『河島アナム・河島英五』

2011-11-15 | 音楽
今日は、河島アナムさんの『大人ヤカラ』を聴いています
やさしい気持ちになります



お父さん河島英五さんの曲、
『祖父の島』『生きてりゃいいさ』も歌っています

素敵です

もどっておいで
何万キロも離れてる訳でもないのに
戻っておいで
この海を 泳いで 泳いで (祖父の島)

生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ (生きてりゃいいさ)



アナムさんのアルバムは、『まる・まる・はじまる』も好きです