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お母さんのお友達と、お買い物に行ったの。
ティナは、寒いから、本当はお出かけしたくなかったのに・・・
車に乗って、人が沢山歩いているところに行った。
私は、大きめの袋に入ってたの。
いつも、この袋に入って、お母さんとお買い物に行く。
いままで、お利口に入っていたけど、昨日はちょっと、違った。
だって・・・おしっこがしたくなっちゃったんだもん。
「この中でおしっこしてはいけない」と思ったから、私は、ありったけの力を振り絞ってジャンプしてみた!
ウッ・・・息ができない・・・苦しい・・・痛い!!!
地面にバタッって落っこちた。苦しくって「ヒーヒー」
変な声が出る。
「ティナ!」
すぐにお母さんが抱き上げてくれたけれど、まだ、苦しい
体全部が痛くて、どこを打ったのか良くわからない。
お母さんとお友達は、急いで車で病院に行った。
病院に着いたころには、私はお母さんの膝の上で眠っていた。
日曜日の午後だったので病院は真っ暗だったの。
「お家で様子を見て、おかしかったら、他の病院に私が連れて行くから・・」
お母さんが心配そうに話している声が聞こえた。
お家に着いたときには、もう痛いところはなかった。
けど、お母さんはじっと心配そうにティナをみている。
「頭を打ったかしら?」
ティナの体のあちこちをそーっと触っている。
お家に帰れたのが嬉しかったから、ティナはトイレに急いだ。
おしっこはお母さんのシャツにしちゃったけれど、ウンチもしたかったから。
お母さんは「ごめんね。ティナちゃん。無理やり連れて行って・・・」
今にも泣きそうだった。
そんなお母さんが、テイナは心配になった。
「もう、どこも痛くないよ!」尻尾を振って、走ってみたりしてみたけれど、お母さんは心配そうに、
「走らないで、少しネンネする?」って言った。
それから、私はお母さんのお膝の上で3時間ぐらいぐっすり眠ったの。
「神様、ティナが何でもありませんように。」
寝ているティナの頭の上で、お母さんがブツブツと言っていた。
夜もお母さんは心配そうな顔をして、私から眼を離さないでいた。
ティナはお兄ちゃんが帰ってきて、嬉しくて、いつものようにピョンピョン跳んだり、ご飯も沢山食べた。
お母さんは、お兄ちゃんにも謝っていた。
お兄ちゃんはビックリして、
「ティナを危ない目にあわせて!」と、
怒っているような、悲しいような、心配なような・・・なんともいえない眼をしていたの。
お兄ちゃんは
「今日は学校の帰りに、足をくじいて捻挫したみたいなんだ。まだ、痛い」と言った。
「お兄ちゃんがティナの身代わりになってくれたのかな~?」一瞬私はそう思ったの。
「こんなに大事なんだもの・・・”箱入り娘”にすることにしたわ」
お母さんは、何か決意したみたいに、大きな声で宣言した。
今朝になって、お母さんと病院に行った。
この前、耳の毛を切りに行ったところだ。
「ティナちゃんは大丈夫みたいだけれど、心配だから先生に一応診てもらおうね」
あの日の綺麗な先生が、ティナを歩かせたりいろんなところを触ったりした。
「あかちゃんは身体が柔らかいので結構、落ちても大丈夫ですよ。昨日のお昼ごろだったら時間も経っているし、心配ないでしょう
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「ティナちゃんはこの前より少し大きくなったね!1,3キロです」
それから、お母さんと、ジャンプしても落ちない、犬専用のカバンを買いに行った。
とてもおしゃれなお店で、沢山カバンがあった。
買ったのは、ミニーちゃんの可愛い赤いカバンだった。
その色は私に似合いそうだった。
ティナはお店を出ると、そのカバンに入ってみた。
でも、「キツイ!」お座りすると頭が突っかかって、苦しい!
「このカバンは、
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私はそう思ったから、カバンの中でバタバタ暴れてみた。
お母さんはカバンの高さが足りないことにやっと気付いて、
「これじゃあ、お座りができないのね。取り替えてもらおう」
そして変えてもらったのが、写真のカバン。
これなら、まあまあ、居心地はいいかな?
カバンの中に入るのは好きじゃないけれど、仕方がないから、おとなしくしていたんだ。
どぉ?かわいい??