お坊さんからの手紙・3
【幼稚園での 、 ある出来事】
【いただきます!!!】と幼稚園では、給食が始まろうとしています。
先生がいいました・・さあ、皆でいただきましょう。
健太君が・・先生なんでいただきます、 というのですか ?
先生が・・・それはね、給食のおばさんたちが一生懸命に作って
くださったから、ありがとう、いただきますというのよ。
健太君が・・でも先生、この前うちのママが、給食費6,000円
もってきたよ。
先生が・・・ええつ !! 答えられませんでした
すると
お坊さんである園長先生が出てきて
健太君、おかあさんは、お金払っていないよ、といいました。
健太君が・・怒って 僕は嘘いわないよ 払っていたよ
お坊さんは・・それじゃ健太君、君の前に美しい魚が皿に乗っているけど、
お母さんは、その魚にいくら払ったかな?
健太君は・・・ええ そんなこと知らないよ!!
お坊さんは・・そうだろう。知らないはずだよ。お魚は、一円も もらっていない。それなのに、自分の命を差し出して、さあ、この身を食べて大きく
なって頂戴と言っているんだよ。
その尊い命に 【ありがとう、いただきます。】というんだよ。
お肉・お米 も同じだよ。
みんな 生きている命を、私たちはいただくのです
なぜ【いただきます】というか、わかったね。
健太君・・・うん、わかった、尊い 命に いただきます ていうんだね。
先生ありがとう。
✳そして皆で手を合わせ、大きな声で 【いただきます】と言ってこの給 食を食べ始めました。
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