仏様のお話・・・仲野 良俊氏からの
出来事 パート2
人間は優れた意識を
持つことによって
かえって
迷ったりなやんだりしている
動物は、深く迷ったり、悩んだりしないという。
現在を全力で生きる彼らの生は尊い。
人間はそうはいかにい。現在に落ち着けず、
過去を悔いて、未来を不安がり、眠れぬ日々を過ごす。
とはいえ悩む心があるからこそ、悩みを超えることが
できるとも言えよう。
迷い・悩み・も、ない人生は 進歩も進化もしない。
迷い悩む自分に気づいてこそ、前に進もうと思う。
そして、
人として生まれ生きていることを尊いと、
うなずくことができるようになるのでしょう。
かって、
源信僧都は・・世の住みうきはいとうたよりなり
世の住みにくさは大切な便り取意と
仰った
★仏様のお話「1~2」見て頂いて、ありがとうございます。
ブログを見て何かを感じてもらえたら掲載した
かいがありました。
ほとけさま の おはなし
月参りしてもらっているお寺に、置いてあった大切な
手紙を掲載します。以前にも掲載したことがあります。
1の手紙・・・ほとけさま の おはなし
【私は間違っていない】
二人のおじいさんが、隣同士に住んでいました。
1人のおじいさんの
A家はいつも喧嘩が絶えません。
もう1人のおじいさんの
B家からは、一度も喧嘩をする様子をみたこと
がありません。
A家のおじいさんは、「私の家は何かといえばすぐ
喧嘩になるのに、どうして隣の家は諍いがないのか
不思議だなあ」と思っていました。
ある日B家で大変なことが起こりました。大切に育てていた
ウシがにげたのです。
A家のおじいさんは、
これは、きっと大喧嘩が始まると思いました。
だって!!!!
大切な🐄が居なくなったのですから。
おじいさんは、
聞き耳を立てて隣の家をうかがっていました。
しかし、
いつまで待っても大きな声が聞こえてきません。
おじいさんは、シビレをきらしてお隣を訪ねて聞きました。
「大変でしたね、大切な牛が逃げたそうで。誰が
悪かったのですか」と聞きました。
すると、若いお母さんが、
「私が悪かったのです。昨日の夕方ちっと忙しかったので
どうも牛をつなぐヒモをつなぎ忘れていたようです。」
すると、後ろから若いお父さんが、
「いやいや、牛小屋の戸を閉め忘れたのは私だから
私が悪かったのです。」
すると、奥から出てきたおじいさんが、
「いや、若いもんが悪いのではない。毎晩最後の
見回りをするのがわしの役目のに、それを忘れて
しまったのだから、わしが一番悪いのだ」と。
これを聞いたA家のおじいさんは、
「喧嘩にならんのはあたりまえじゃ。」
「わしの家なら、オマエが悪いんだとか、」
「アナタがちゃんとしていないからと」
相手を攻めてばかりだからなぁ。
「だから喧嘩が絶えないのだ」
と腕組みして
帰っていきました。