岩井ジョンの旅行記

介護・旅行・最近の写真・日記
    良かったら見て下さい!!!

お釈迦様のお話 NO1

2023年12月22日 08時10分53秒 | 西法寺
 「思いわずらうな
     なるようにしかならんから
            今を大事に生きよ」
                    お釈迦さま

   私たちは時々未来の事考えて、憂欝にります。
  例えば、「老後の生活には、二千万円以上の資金が
  必要」ニュースが流れると、多くの人が焦りまだ見ぬ
  未来を悲観します。
   もちろん二千万円以上必要な方もいるでしょが、
  全ての人がそうとは限りません。しかし、ニュースを
  聞くことによって自分の将来が不安になり、まだ知り
  得ぬ未来に対して、取りこし苦労を強いられるのでのです
   そのような人達の姿を浄土真宗僧侶の大來尚純(おおぎしょうじゅん)
   師は、『幽霊』のようになっている。と指摘していました。
   長い髪を引きずり、両手を前に出して、足がないのが
  一般的な幽霊のイメージだ。
   髪は・・過去へ執着、 手は・・先のことにとらわれて
                 取り越し苦労をしている姿
   足は・・ないのは宙浮いて今がないを表現してしている
  
   幽霊とは、過去や未来にとらわれて、現在を生きていない
  象徴なんですね。
    皆さんは、幽霊に ならず しっかり 今の世界に
    集中して生きる事が出来ていますか。  
     
思いわずらうな    
     なるようにしかならんから
            今を大事に生きよ」 NO1

        次回に続く


仏様のお話「自慢は智恵のいきどまり」

2023年12月01日 08時19分01秒 | 西法寺
  仏様のお話 「自慢は智慧の行き止まり」
               西法寺からのお話
 世の中には自慢話を延々とする人がいます。
以前友人のお寺での掲示板の言葉を「過去を自慢するは
進歩のとまった証拠」としてら、門徒さんから「自慢ばかりして
仕事をしない上司の机の上にその言葉を貼ってやりたい」
との意見を頂いたと話していた。
 自慢話をしている本人は大変気持ちの良い事かもしれせんが、
同じ話を何度も聞かされる方は、たまったもんではありません。
 過去の自慢話「武勇伝や成功物語」を繰り返す人は、過去の特定
の出来事にとらわれ、思いあがってしまうのです。

 「自慢」の「慢」という言葉は、サンスクリット語の「マーナ」
に由来し、仏教で説く煩悩のひとつであり、自己中心的な思い上がり
の心を指したものです。
 
「増上慢」・・ぞうじょうまん という言葉もあります。
これは、悟りを得ていなのに、えたと思い込んで高ぶった慢心の
ことです。

 「智慧」とは、「観」を意味します。
つまり、様々なものと比較することなく、ありのまま物事を見る
事によって正しい智慧をおこし、対象を観ずるのです
 しかし、人間はさまざまな先入観や偏見を持ち合わせているため
ありのままに物事を観察することが困難です。
 そして、心の中に「慢」が存在すると、その見方はさらに大きく
狂ってしまいます。

  自慢とは、非常に強い執着心のことです。
  自分の心が自分自身の観察力に大変大きな悪影響を
  しっかり覚えておきましょう