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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「猶見たし花に明行神の顔」 芭蕉

台風8号がやはり静岡県の伊豆半島に上陸しました、、、やはり、と付したのは、三年前に同じく伊豆半島に上陸して猛威を振るった台風19号が脳裏を過ぎったからです。m(__)m

首都圏でも午前中から暴風雨となったようで、空路の欠航や新幹線などの交通ダイヤの乱れが生じた模様です。!(◎_◎;)

大阪府の場合、台風通過の最悪コースは、紀伊水道から大阪湾に入り湾の西寄りを北上する進路です。( ; _ ; )/~~~

台風が大阪湾の西寄りを進むと、台風の東側では、南風が強くなり、台風自体の進行速度も加わって、海水面が吹き上げられ、いわゆる「高潮」が発生するため、極めて危険な状況となります。(T . T)

四年前に大阪湾に高潮を齎した台風21号は、外国籍のタンカーが関西空港の連絡橋に衝突した事故や、強風に飛ばされた自動車や家屋の屋根、電柱や街路樹の倒壊など、甚大な被害が記憶に新しいところです。(^_^)

関東、東北方面の皆様には、大きな被害がないことを祈ります。人命優先の行動を心がけてください。(^-^)

さて、「笈の小文」より、今日の一句。

「猶見たし花に明行神の顔」 芭蕉

これも、かなり神々しいというか、神がかった印象の句ですね。(^。^)

明行は、あけゆく、と読まれています。

さっそくネットで調べてみましょう。(^-^)

(解説)
「葛城山」との前詞がある、奈良葛城山のことで、葛城山の主峰にあり役行者を開祖とする修験道最古の霊場がある。
霊場の主神である「一言主神」は、容貌が醜いという伝説で知られていた。
その一言主神の伝説を連想して、明るくユーモアをこめて詠んでいる。

(句意)
花盛りの中に明ける葛城山の曙の美しさを見ると、この山の神は顔が醜かったなど、とても思えない。自分の目でとくと見直してみたいものだ。

お盆休みチュー!🐁🐀

葛城山腹の「一言主神社」は、修験道の象徴、総本山として名高く、司馬遼太郎氏も名作「街道をゆく」の第一巻にて「葛城みち」と題して、古代の雄略天皇と一言主神との関係について記しています。📚

芭蕉翁も、この一言主神を詠んでいらっしゃったのですね、、、非常に親近感が湧いて来ます。( ^_^)/~~~

では、馬関より、謹んで返句献上申し上げます。(^_^)

 「土足にて蹴上がる輩野分かな」 祖谷馬関

台風は、あたかも、列島に土足で上がり込む輩のようです、、、( ; _ ; )/~~~

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