京北地域の「正法寺」は日蓮宗の寺院で、境内の隅にある榧(カヤ)の巨木は、京都市の天然記念物に指定されています。(^。^)
この榧は正法寺が創建された明応4年(1494年)当時のものと伝わり、榧の木としては旧京北町域で最大の巨樹です。(^-^)
榧(カヤ)の木と言えば、京都洛中の名刹「天寧寺」も有名ですね。(^。^)
額縁門と呼ばれる山門は、門の入り口から観ると、ちょうど中央に比叡山が座し、一枚の絵画のような風景となっています。(^-^)
榧の木は、木材としての生産量は少ないのですが、ちょうどよい硬さで柔らかな弾力があり水にも強いことから、まな板の最高級材にあげられています。(^_^)
また、高級な碁盤、将棋盤の材料としても利用されており、木材の表面は光沢がある淡黄色の艶があり、使い込むほどに渋い飴色の光沢を放ちはじめ、重厚な風格は増していくと言われています。
その他の用途としては、箸、お椀、彫刻にも最適な木材とされています。( ; _ ; )/~~~
「榧の木の見晴るかすかな正法寺
春夏秋冬歳時記のごと」
✳︎榧=カヤ
by 祖谷馬関