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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

詩人・新川和江さんとの出逢い

今日8月21日は「噴水の日」だそうです、、、(^。^)

1877年(明治10年)のこの日、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催され、会場中央の人工池に日本初の西洋式の噴水が作られた。

これ以上の深掘りはやめときます!!(◎_◎;)

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朝刊で知った訃報です。m(__)m

「わたしを束ねないで」などの詩で知られた戦後を代表する女性詩人の新川和江(しんかわ・かずえ)さんが10日、死去した。95歳だった。

実は、この偉大なる詩人「新川和江」さんを存じ上げませんでした。( ; _ ; )/~~~

ネット上のプロフィールを見てみましょう。(^_^)

昭和4年、茨城県生まれ。県立結城高等女学校(旧制)卒。在学中に西条八十に師事。小学館文学賞、室生犀星詩人賞、現代詩人賞、産経児童出版文化賞JR賞など受賞。58年、吉原幸子と共に女性詩人を中心とした季刊詩誌『現代詩ラ・メール』を創刊、10年間、編集と新人の育成に携わる。産経新聞「朝の詩」選者。日本現代詩人会理事長などを務めた。平成12年、勲四等瑞宝章を受章。ゆうき図書館名誉館長。

インタビュー記事で、失礼ながらの表現ですが、「可愛らしい」話をしておられます。(^。^)

「カラス、なぜ鳴くの」で始まる童謡『七つの子』の歌に、「七つの子があるからよ」という部分を、私は7羽ではなく7歳だと思い込み、ああ、山には私と同い年のカラスの子がいるのね、と大好きになりました。

プロフェッショナルらしい、こんなエピソードも、、、(^-^)

詩を書くときに大切にしているのは、言葉の選び方。1つの言葉を1日かけて探すときもあります。昨日も、ある原稿を完成させ送ろうと、封をしていたのですが、1文字を変えたいとどうしても気になって、わざわざ封をはがして、原稿を1文字直して投函しました。

それと、頭がよすぎると詩は書けないかもしれない。大切なことは、ハートと、ものを見る目の優しさでしょうか。そのものになりきる、そういった想像力が大事です。

女性活躍を鼓舞するトップリーダーからのメッセージとしては、、、(^_^)

私は、女性には40歳からの出発を勧めたい。30代までは子育てで忙しい。再出発するのは、それを終えてからでも決して遅くないんです。平均寿命が80歳としてあと半分も人生が残ってるんですもの。あくせくしないでゆったり子どもを育て、その後子どもから離れて自分の道を切り開く、それで十分間に合います。子どものために一生を捧げるなんて、子どもにとってはいい迷惑ですよね(笑)。

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 「歌」     新川和江

はじめての子を持ったとき
女のくちびるから
ひとりでに洩れだす歌は
この世でいちばん優しい歌だ
それは 遠くで
荒れて逆立っている 
海のたてがみをも
おだやかに宥めてしまう
星々を うなずかせ
旅びとを 振りかえらせ
風にも忘れられた 
さびしい谷間の
痩せたリンゴの木の枝にも
あかい灯をともす
おお そうでなくて
なんで子どもが育つだろう
この いたいけな
無防備なものが

純朴でいながら生の核心を突いた素敵な詩ですね。(^。^)/

文学や詩歌、絵画といった芸術分野では、その秀でた業績を後で知ることが少なくないですが、偉大な詩人がこの世を去りました。
亡き母より五才も歳上の大先輩が往生されたこと、心よりご冥福をお祈りしたいと思います。m(._.)m

「母の歌聴こえ来るよな秋の雲」 祖谷馬関

(注)澄み切った蒼穹に浮かんでは消えてゆく秋の雲。鱗雲や巻積雲など秋の白い雲はくっきりと印象的である。
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