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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

♬ ひとり閑か ♬ 〜 京都の小径 Vol.3 〜

出町柳界隈は、路面電車風の京福電鉄の駅舎をはじめ、駅前の街道筋や鄙びた喫茶店など、なんともレトロな風情があり、好きな街並みの一つです。(^。^)

出町柳商店街の入り口、河原町通に面しては、豆餅で有名な和菓子屋、「出町 ふたば」さんがあり、いつも人集りです。(^-^)

また、この地は、若狭と京都を結ぶ「鯖街道」の起終点であり、かの昔、若狭で塩振りされた鯖が桶で揺られながら、京都へ運ばれ、到着する時分には程よい塩加減になっていたそうです。(^_^)

学生時代、この出町柳界隈に下宿をしていました。六畳ひと間の狭い部屋でしたが、家賃は、光熱費込みで二万二千円の格安でした。(^。^)
大振りな民家の二階を学生の下宿に改修した建物、、、下宿屋と言っても、二階にある6部屋のうち、入居は僕だけ。( ; _ ; )/~~~
共同台所もトイレも使い放題でしたが、考えてみると、恐ろしい環境でしたよね、、、夜中に空き部屋から声が聞こえる、、、なんて一度もありませんでしたが、、、(≧∇≦)

下鴨神社の社叢である「糺の森」にも近く、いつも涼しくて静か、、、平日に講義をサボって、のんびりするには最適の場所でした。(^-^)

仲間と共に屈託無く生きていた、、、かけがえのない時代でしたね。( ^_^)/~~~

「ひとり閑か」

秋の気配は 加茂の流れ 渡る風
きみと暮らした あの日の匂い 
纏いながら
木漏れ陽揺れる 糺の森をゆく
行方も知れず 寄り添う 二人
遥かな 時間が 流れ 今訪ね来た
東に 叡山 学生街の時計台
せせらぎの音さえ 閑か・・・

待ち疲れたか 出町柳の空
行方も告げず 別れた 二人
幽かな 想いを 辿り 今訪ね来た
下れば 三条 祇園囃子も 幻か
すべて失くしても 京都・・・

木漏れ陽揺れる 糺の森をゆく
行方も知れず 寄り添う 二人
遥かな 時間が 流れ 今訪ね来た
東に 叡山 学生街の時計台
せせらぎの音さえ 閑か・・・

by  祖谷馬関

◼️YouTubeはこちら↓

コメント一覧

iyabakan2020
所沢伊豆奴さま、、、ほんとにお久しぶりです。お元気でなによりです!(^。^)

こちらは、十年も昔の曲を日々並べ立ててますが、いよいよネタも尽きて来ました。( ; _ ; )/~~~

次は、短歌かなぁ?、それとも小噺か?、と、策を練っていますが、そのうち、徒然に何かをお届けすることになりそうです。お楽しみに、、、( ^_^)/~~~

御推察の大学、、、正解は分かりませんが、何だか心地いいのでK大ということにしときましょう!!m(._.)m
所沢のお婆ちゃん
お久しぶりです。

毎日、素敵な詩・・・
心の慰めになっています。

貧乏学生、バンカラ学生は私の世代ではある種の憧れでした。
ハイカラのアンチテーゼですからね。

貴方のような繊細にして秀才、そして美男子が、夜な夜な白い衣を纏って長~~~い髪の間から覗く頬のこけた白い顔の女性に怯えて暮らしていたとしたら面白かったのにな~~~

私の想像では、京大でしょうか?
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