癒しの樹日記

身近な情報や日々感じた事を書いていきたいです。

幼児期の忘れていた記憶 3

2012-03-31 09:15:48 | 伝えたいこと

久しぶりの長~い話に、半ば疲れてきた私。

今日はいいや~ と思って書かなかった土曜日の夜・・・咳が!!!

眠れないぞ!!!となりました。

「分かった~ごめん 書くから!明日書くから!」と

けっこう しつこい幼児期の私に注意されながら書いています。

まあ、私の性格ですからね。

良く言えば 諦めない=悪く言えば しつこい です。

 

さてさて続きです。

 

嫌いではなくなった父の事を、それから徐々に好きになって行きました。

それは、自分の「ねばならない」という、義務感の思考パターンをクリアリングして

女だから 長女だから 娘だから 嫁だから ・・・・ などなどを、ひとつひとつ取っていく作業や

掘り下げていく作業を地道にやっていった結果・・・感謝の想いが父に込上げてくるのに気づきました。

父や母の顔を思い出すと、昔は気分が重くなっていたのに、

今では勝手にヒーリングが流れて行くのが分かります。

「愛」を感じるんです。

顔を思い出すだけで。

それは去年からでした。

 

私のしたかった学びや、試練を全て与えてくれた両親に「愛」を感じるんです。

私が辛いとか 何てひどい仕打ちを親なのにするのか!とか思っていましたが、

それは自分が、「自ら課した現世の修行だったんだ」 と気づいてからは、

憎まれ役を買ってくれた両親に心から感謝してました。

まあ、そう思えるまで 長~い 長~い年月がかかりましたが。

これは心から思えないと終わりになりません。

知識でそう思うように頑張っても、それは気づきではないので。

 

さて前置きは長くなりましたが、本題に入ります。

 

夜あまりに空咳がひどくて、息が出来ない・・・眠れない・・・でも主人は、こんなにうるさいのに熟睡してる。

という事は、今 観ていくべきと言う事か・・・と思い

脳をθ波(シータ波)の状態にして、この咳の原因を観ていきました。

 

ここからは退行催眠中(ピプノ中)の事です

 

何か 誰かが目の前にいる気配がしました。

そして次の瞬間、息が出来ない・・・気道をだれかに塞がれている・・・

苦しい・・・首を絞められているような観じです。

誰が私の首を絞めるのか・・・と見ようとするのですが、その時の私は眼を閉じているみたいでした。

次の瞬間おもいっきり自分の身体が、飛んだと思ったら、床に落ちました。

どうやら 私はおもいっきり投げられて、床にそのまま落ちたみたいでした。

大泣きしている私がいます。

右の頬や 顎や 耳の周りに急激に痛みを感じました。

何だこれは・・・すごく痛い・・・と思いながら、周りの風景を観ると

部屋の中で、私と男の人がいました。

男の人はテレビを大音量で見ています。

そしてよく部屋を観ると・・・懐かしい部屋でした。

まだ子供の頃の実家です。

建て替えをする前の、古いお化け屋敷のような作りの家です。

その時は父と母と子供たちは、家の一番奥の奥まった所で生活していました。

その頃は祖父・祖母・叔父や叔母達と、みんなで生活してたんです。

 

その当時のタンス、ドレッサー、小さいテレビを久しぶりに見ました。

普通なら「懐かしい~」と観賞に浸るのかもしれませんが、

その時の私は、顔が腫れ上がっているだろう状態の痛みと

首を絞められた恐怖で大泣きしているんです。

 

そのまま泣いていたら、「じゃかましい!泣くな!」とその男の人が叫びました。

あまりの恐怖に、私は声を必死で殺しで泣こうとしていました。

鼻水と涙でいっぱいになりながら、必死に声を出さないように 出したら殺されるかもしれない

また殴られるかもしれない、声を殺すんだ 声を出してはいけない 

と自分に暗示をかけるかのように、必死で頑張っていました。

 

そして少し我に帰り、今は過去を観ているんだから、冷静にならなきゃ!と思い

まずその男の人をよ~く観ると・・・父でした。

若き日の父です。

今の私より若いようです。

そして私はその時の自分の年をたずねました。

3歳と答えが来ました。

 

母はどこにいるのかを探してみたら、どこにも居ません。

どうやら今この家には、父と私だけのようです。

 

少し角度を変えて観たいので、私はその当時の私から出て、外から2人を観る事にしました。

そしたら、父からは殺意は全く感じなく、殺してやろうという気持ちは無いのですが

甲高い子供の声がうるさくて、黙らせるために暴力を使ったようでした。

怖がらせれば静かにしているだろうと思ったようでした。

でも加減をしらないので、私の顔は腫れ上がり、眼は脅えて、瞳からは絶望の色しか見えませんでした。

だれも助けにこない、この家は地獄だ・・・。

と思っているんです。

 

祖父や叔父からも何度も殴られて、顔を腫れ上がらせた経験があります。

 

祖父は女のくせに黄身を食べたから!と言う意味が分からない理由でした。

幼稚園の頃、弟と私は祖父によくゆで卵をもらいました。

でも何故か?弟に黄身を私に白身をくれます。

普通なら1個づつか、半分づつなら、真ん中を切って分ければいいのに

祖父は綺麗な黄身を弟に、その白身を私にと徹底してました。

ある日、私も黄身の方が好きなので、黄身が欲しいとねだると、祖父は

「黄身は栄養が高いから、男が食べる物だ!女のお前は白身を食っていればいい!」と

言われて、納得いかない私は、勝手に黄身を食べたんです。

その瞬間!

祖父は鬼のように怒り出し、私の胸ぐらをつかみ 往復びんたをされました。

それも真剣にです!

その後私の顔は腫れ上がり、母はさすがに祖父に切れてしまい、

大喧嘩になったそうです。

私は大喧嘩の事は記憶になかったのですが、

黄身の事、胸ぐらをつかまれて、真剣に幼稚園児の私を殴った事は、それからもずっと覚えていました。

人間は年を取ったからと言って、出来た人になるわけではないんだな~としみじみ思ったからです。

だけど嫌いにはならなかった・・・。

まあ好きにもなりませんでしたが。

 

叔父も身体の具合が悪い時に、少しでも口答えすると・・・殴ってきます。

何故か?みんな顔か頭かを・・・お尻たたかれた事って・・・・あるのかな?

躾というより、暴力でした。

でも、叔父は好きでした。

殴った後に、きちんとあやまりに来ます。

そして顔を腫らせながらも、「もうゆるすよ!」と笑顔で言うと、泣きそうな顔で自分の状態を説明してきます。

身体の不調や、精神的に疲れていると、子供の私に説明して、自分の過ちを認める叔父は

憎めなかったのかもしれません。

 

そんな私でも、父は好きになれなかった・・・。

どうしてなのか?分からなかったんです。

 

その場面を見てから、私はゆっくりと今の自分に戻って来ました。

隣から主人のイビキが聞こえます。

気づくと、涙が鼻水がとめどなく流れ出します。

まるで、身体中の水分と一緒に毒を出そうとするかのように。

でも不思議な事に、怒りが出ません。

いつもならまず怒りから出てくるのに、もう私の中から父への怒りを出し切ったのでしょうか。

怒りというより、何とも言えない物悲しさ と 絶望感でした。

その幼い頃の私の思いを、解放しようとしても クリアリングしようとしても

光に帰そうとしても 上手くいきません。

出来た!と思った瞬間・・・え?まだ居る・・・胸が重いし・・・残ってるやん!?

とその夜は、何をしても 何をしても駄目でした。

どうすればいいのよ!と尋ねると 「みんなに話してほしい」と。

う~ん。 それではと、翌日主人に起こった事を話しました。

主人もシミジミ聞いてくれながら、自分の子供の頃の話をしました。

これでやっと終わるわ~!と思ったら・・・

「まだ・・・」と言ってる幼子の私がいます。

じゃあ父と直接対決する?と聞くと、「しない」と言います。

ハイアーセルフも今それをしても意味が無いと言います。

じゃあ どうすればいいのよ!!!咳は苦しいし!喉も痛いし!

と 少し半切れの私が質問したら、幼子の私は「みんなに聞いてほしい」と言います。

みんなって???と思っていたら、ブログの事でした。

え~!ブログで不特定多数に読まれるのって・・・。

でもそれをしてほしい・・・と引かない 幼子の私がいました。

まあ、いいか~!

父も私のブログの存在は知ってると思うので(母がいつも読んでるので)、少し抵抗が無いと言えば

嘘になるけれど、それを読んでどう思うか どう感じるかは、もう父の問題だから。

では書こうではないか!と決めた瞬間・・・咳が急にましになり、喉の痛みが消えました。

早!決めた瞬間ですよ。

これでやめたら、より激しく苦しくなるんだろうな~と思いながら、書く前に事実確認しました。

 

つづく