この旅行記で細かい面白エピソードを書いていました。
2時間かけて書き上げたと思ったら、消えてしまい・・・。
え~!!!2時間ですよ!2時間!
主人の楽しいお買いものエピソードとか ベルベル人の面白エピソードなど。
まるでそんなのいいから と言われているようでした。
消えるということは 何か意味があると思い 何のために書いているのかをもう一度 考えてみました。
思い出してみたら 閃いた!
何で書く必要があるのかを・・・。
それは旅行記を書いていて 鮮明に思い出していったおかげなんです。
私はその後 砂漠に無事に着いて ラクダに乗り夕日を主人と2人で観に行きました。
そして翌朝もラクダに乗り 朝日を観て。
普通考えたら あんなに高熱を出していたのにです。
ラクダに乗っている時も ふつう乗りづらいので疲れるんですが
全然疲れないし とても楽しかった。
そう 祈りのエネルギーの効果だったんです。
私達日本人も神社などで神様に祈りますが アファメーションのようには祈りませんよね。
「あなたは〇〇をやってくださいます それに感謝します」 みたいには。
でもドライバーの奥さんは そんな感じで祈っていたみたいでした。
アラーの神は絶対に聞いてくださる だからマダム(私の事ね)は体調が良くなる・・・みたいな。
それを体験させてもらったんだ!と。
最近はスピブームで そういう祈りをしたら 願いをかなえてくれる・・・という事が広まってます。
でもここに1つ問題があるんです。
本当に心から信じているか 信じてないけど そうした方が良いと聞いたからそうしているか
この違いが大きいようです。
スピブームに乗っている人達は後者ですよね。
でもドライバーの奥さん達は前者です。
本当に信じているんです。
よく私は何を信じるかで 人生は決まるからと言います。
出来る自分を信じるのか そうじゃない自分を信じるのか。
それと同じなんだな~と思いました。
どうやら私は旅行記ではなく 祈りについてを思い出すために書かされていたんだな~と。
そしてイスラム教の人達に対する考え方も変わりました。
彼らは面白い!
良い面も 悪い面もあるけど やっぱり面白い!
そして良い所を全部真似しようと思います。
真似して・・・学んで・・・・自分流にする
そしてまた出来る事が増えて行く
素敵ですね。
祈りについて考えていたら 旅行記はもう書かなくても良くなりました。
せかされる観じが消えてしまいました。
祈りについてを気づく事が目的だったようです。
これから楽しいエピソード満載なのに~ でも 書きたいと思ったら書きますね。
今はそうでもないので モロッコ旅行記はここで終わります。
ちなみに写真だけでも。
2人でラクダに乗り朝日を観に行った帰りです。
ベルベル人のラクダ引きのおじさんが わざと遠回りして帰ってくれました。
そして影が綺麗にうつる場所を探してくれて 「ここで写真を撮れるよ!」と笑顔で教えてくれます。
30分で帰れる場所でしたが ゆっくり遠回りしてくれたんです。
もちろんきちんとお礼ははずみました。
こういう気遣いは嬉しかったな~!
朝日を観に行った時の写真です。
この時後ろに見えるのが満月ですが 真上は星空で 眼の前は日の出でした。
満月と日の出と星空が見える場所・・・感動でしたよ。
この後朝日を浴びながら 静かな砂漠で瞑想をしていました。
これが気持ち良かった~!
主人もベルベルのおじさんも 静かに待っていてくれて 感謝!感謝!でした。
楽しかったな~。
そして色々なエピソードは また気が向けばUPして行きます。
もしモロッコに行こうと思っている方がいるなら 1つアドバイス。
チップはケチらない方が良いですよ。
モロッコ人はうわさ好きなのか?チップをケチるとうわさがすぐに広まるそうです。
逆にチップをきちんと仕事に合わせて 渡すと途端に良い評判が回ります。
私は後者の方でした。
ドライバーのムスタファにも 「あなたはきちんと仕事を評価する良い人だと ベルベルのおじさんが褒めていたよ。」
と教えてくれました。
そういううわさは モロッコ人どうしで広まるのが早いみたいで みんなの態度が尊敬に近い感じに変わります。
イスラム教では 富む物は貧しい人に与える という教えがあるので
それが出来ている人だというだけで 態度が変わるように思えました。
彼らからすれば海外旅行に行けるだけで それは富む人なんです。
一生海外に行けない人が多いので。
それに貧しい人も もっと貧しい人に(乞食の人などに) お金を恵んでいるみたいです。
それが当たり前のように。
日本ではチップの習慣がないからか 日本人はモロッコではケチだと広まっているそうです。
でもチップで生活している人が多い国なので どうかそこは笑顔で渡してくださいね。
仕事が今一なら 最低限のチップで 良い仕事をしてくれたら大目に。
それが当たり前の国なので。
ちなみに旅行本で書いているチップは最低限な感じがしました。
あとその国の言葉であいさつをすると良いですよ。
自国の言葉を覚えようとしていると好感を持ってくれます。
そして 興味のない物の値段を聞かない事。
私は興味が無い商品の値段は聞かなかったからか しつこくされませんでした。
そして興味が無い時は はっきり「興味ない!」とか「この色は嫌い!」と言うと
相手はすぐに引き下がってくれます 「それはしかたないね。」みたいに。
そして買わなかったけど 「ありがとう!」と感謝すると 必ず笑顔で返してくれますよ。
そしていくらタジンが美味しくても すぐに飽きます。
クスクスも同じ。
私は牛豚羊などの4本足の動物の肉は 今では一切食べれません。
急激に波動が下がるからなのか?間違って一かけら食べただけでも
死ぬかもしれないと思うくらいの激痛が走り すぐに浄化反応でひどい下痢になります。
昔何度かトイレで死ぬかもしれない・・・と恐怖を感じた事があるので もう2度と食べないと誓いました。
なので鶏肉のタジンか 野菜のクスクスしか食べれないので すぐに飽きます。
食べ物でうんざりしていた時に日本食を食べたくなりました。
1週間以上モロッコ料理を食べていたら 恋しくなる方もいると思うので
マラケシュでとても美味しい日本食のレストランを紹介します。
ここは美味しかったので 私達夫婦は2日連続で夜に行きました。
お店の雰囲気も良いし 料理は美味いしくておすすめです。
オーナーは大阪出身の女性で 話も楽しく モロッコ情報なども話してくれますよ。
なにより外国で日本食って なんちゃって日本料理が多いんです。
高いのに まずいお店が。
でもここは美味しい!
アフリカで鯛のお刺身が食べれるとは思っていなかったし 料理の質も良かった。
そこはオーナーの由美子さんの自宅兼お店で。
おしゃれなサロンという観じです。
ご主人がフランス人なので フランスとモロッコのミックスされたインテリアを 観に行くだけでも楽しいですよ。
お宅訪問な気分です。
サロンの名前がZourouni ズールーニ ℡0666‐74‐67‐28 不定休 要予約
フナ広場からも歩いていける距離ですが なんせ迷うので最初は予約時に
メッラー市場まで迎えに来てもらうといいですよ。
私が宿泊していたリヤドからは 歩いて行ける場所でした。
早めにお願いすると 食べたい物が出来そうなら作ってくれると思います。
優しくパワフルな大阪のおかあちゃんという観じなので。
ちなみにモロッコ人は地図が読めないし 住所を言っても分かりません。
しかし分からないくせにタクシーは 「OK!乗って!」と必ず言います。
乗せてしまえば こちらのもの的な観じです。
そしてわけが分からない場所に行くみたいですよ。
私はその情報を聞いていたので 大きな広場の名前を言ったり 有名な建物の名前を言ってました。
なのでもしズールーニさんに行く時は ℡でどうすればいいかを由美子さんに聞くといいですよ。
そしてやっぱり今回お世話になった クスール・ヴォヤージュさんをお勧めします。
本当に最初から最後までお世話になった。
そしてここの日本人女性のオーナーの評判をフェズやマラケシュで聞きました。
モロッコを愛してるんだな~という評判を。
日本人とモロッコ人の良い所が出ている会社なので お勧めです。
しかし楽しかったな~!
今でも眼を閉じれば砂漠の満月や 星空や 日の出が浮かびます。
こんなに素晴らしい地球に生まれて良かった~と何度も思いました。
そして長々とした旅行記を読んでくださった皆さん ありがとうございました。
それでは!