1週間後の自分へ 映画評価メモ

5:神作
4~4.9:良作~至高
3:また見たい  
2:いまいち~おしい  
1:駄作   

★4 天使のくれた時間

2020-09-18 | 映画

脚本、キャスティングが素晴らしく好きな映画のひとつ。

吹き替えもいい。
冒頭の別れのシーンもカメラ割が良くゾクっとくる。
こういう役にニコラス・ケイジ、バッチリ。
 
「あのとき「YES」イエスとこたえていたら、ふたりは、どこにいたのだろう。」
 
妻役ティア・レオニーもキュート。バチッとした派手さはなくとも、シャワーシーンは美しく、レストランでのドレスアップは映えすぎる。横顔も実に美しい。
「君と一緒にいる時間が何よりの宝物だ」
「もうおくってる。人も羨む人生」
 
洋画の洒落た言い回しには毎度感心
「今世紀中にはしてくれよ。帰り道覚えてるよな?」
 
子役もいい(マッケンジー・ヴェガ)
「あなた本物のパパじゃないでしょ?」
「地球へようこそ」
 
※映画について調べてみるとこの映画の原作が「素晴らしき哉、人生!」だった。
面白いと感じた訳だ。
 
ファンタジーとしてのエンディングは明るく楽しい未来が覗くエンディングで良いのだが、年齢を重ねて見ると素直に明るい未来を創造する事ができない。
これだけ別の時間を過ごし、双方十分な贅沢を知ってしまうとレベルを落とすのは難しいだろうし、各々が既に自立し自信を持ったもの同士。あの時間を取り戻すのは無理な今、失った時間を取り戻すのは悲しいかな無理だろう・・・
 
★4
 

 

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