毎月の電子工作教室の教材を何にしようかなあ、、、と
ホームセンターや100均をウロウロしています
100均でこんな箱入りの立派なキットを見つけました
早速作ってみましょう〜
結構詳しい説明書と台座の板まで入っています
あまり見なくなったエナメル線ですね
永久磁石も入っています
エナメル線はからまないように伸ばして1本にしておきましょう
単三電池を1本用意する必要があります
エナメル線を単三電池に10回程巻き付けます
左右に6、7cm伸ばしてそれぞれリングに巻き付けて固定します
これが軸にもなります
そして、ここがミソなのですが
①軸の片方は付属の紙ヤスリでエナメルを全部はがします
結構粉が出ます
②そして、片方はエナメル線の表面の半分だけはがします
机の上に置いて上面だけ紙ヤスリでこすってはがします
これで回転子は出来上がりです
次に軸受けを作ります
付属のゼムクリップを伸ばしてこんなふうにします
それを付属の木の板にセロテープで貼付けます
できれば先を曲げて板に穴をあけて差し込めばぐらぐらしないでしょう
付属のビニール線の両端のビニールを数センチはがします
軸受けにビニール線を結んで
回転子をのせて、、
その下に付属の永久磁石を置きます
ビニール線に単三電池をつなぐと、、、
回りましたあ^^/
フレミングの左手の法則で、親指、人差し指、中指の順に
F:力の方向、B:磁界の方向、I:電流の方向です
フレミングの法則には右手の法則もあり
右手はF、B、E(起電力の方向)です
FBIはアメリカの連峰警察、アメリカ人は左利きが多いので
左手はFBIと覚えたりしました^^*
条件が揃えばこんなふうにビュンビュン回って感動します
動画はこちら:goo.gl/9Gfq3Z
電池ケースにするアクリ板も3枚付属していて親切です
こんな自作簡易キットでも完成すれば達成感があり
クルクル回るモーターが可愛くて愛着がわいてきますよ
うまく回らない時は
①エナメルが片方は全部、片方は半分だけしっかりはがれていますか
②軸になる線が左右対称にまっすぐ出ていますか
③軸受けのゼムクリップが平行になっていますか
④単三電池は減っていませんか
⑤単三電池の接触は大丈夫ですか
⑥フラフラしていたらちょこんと回転を手助けしてみて下さい
⑦電池の向きや永久磁石の向きを逆にすると回り始めることもあります
など、試せば、、あなたのモーターも回りますよ!
エナメル線は結構余るのでいろんな巻数や、直径で試してみるといいですね
いろんなコイル※を作って実験すれば夏休みの自由研究になりますね
108円で楽しい実験ができました。
※鉄心に巻いたり、軸受けを工夫したり、永久磁石を電磁石にしてみたり
いろいろ試してみて下さいね。