平和への祈りを込めて ～

　　　　　　戦争反対　　原爆反対　　平和を祈ります。

広島・長崎に原爆が投下されてから今年で７９年になります。

８月６日は広島に、８月９日は長崎に原爆が投下されました。

この悲劇の日があったことを、今を生きる私たちは忘れてはならない。・

そんな思いから私達は今日まで「原爆と人間」写真展を開催して来ました。

今年も、８月４日～８月６日までの3日間だけですが、我が町で「原爆と人間」

写真展を行いました。コロナ感染時期に一時開催しない年もありましたが、

昨年も今年も開催しました。

メンバーは、いずれも６５歳～８０代後半の高齢者ばかりです(笑)

どちらかと言うと、男性よりも女性陣のほうが主体で元気です。

「戦争反対・原爆反対・平和を守る」・・・こんな単純な切なる願いに、

右も左も関係ありません。

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私たちが、小学生の頃は夏が来ると、毎年、地域の神社の境内において

大人たちが「原爆映画を見る集い」を各地で開催していました。

広島・長崎の原爆＆「沖縄のひめゆりの塔」などの悲惨な映画でした。

私は敗戦後の生まれですが・・・悲惨な原爆の映画は今も覚えています。

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私達が、この「原爆と人間」の写真展を始めたのは・・・

いつ頃だったかは、私も正確には覚えていませんが、

10年ほど前から始めたように思います。

コロナ感染拡大の一時は中止の年もありましたが・・・

今日まで何とか毎年、開催してきました。

開催期間が３日間では短いので、せめて１週間はして欲しいとの町民の方からの

嬉しい申し入れも一時ありましたが、1週間連続の開催は疲れます(笑)

なので、丁重にお断りして、3日間の開催で今もやっています。

行政からの「後援」は受けていますが、金銭的な支援は一切受けていません。

開催に伴う最低限の費用は、自費＆会場に来られる人々からの「募金」で賄っています。

 

写真展ですが、この写真の前へ来ると、みなさん「立ち止まって」、

動かない人が大半ですねー。「焼き場に立つ少年」ですね。

亡くなった弟を背中に背負って、血が出るほど唇を噛みしめて遺体を焼く順番を

直立不動の姿で待っています。

●撮影者は、アメリカの従軍カメラマンの「故ジョー・オダネル」さんです。

彼は、被爆後の広島・長崎の悲惨な姿を撮影していたようです。

その後、長年間、写真を封印していましたが、後になって各地で「写真展」を

開き「原爆の投下は間違いであった」と訴え続け８５歳で亡くなったそうです。

●因みに、この「焼き場に立つ少年」の２人の兄弟は、死んでいるものと誰もが

思っていましたが、昨年、背中の弟は生きていたことが判明したようです。

８月５日の午後は、写真展を見にに来られた方々と共に「平和の歌」を共に歌って

楽しみました。

夜空の星に祈りをささぐ　　　その娘のやさしい瞳の中に

歓びの涙があふれていた　　　生まれて初めて知った恋を

求めて離さず　ここまで来た　　　(星の祈りの歌ですね)

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知らず　知らず　歩いてきた　　細く長いこの道

振り返れば　　はるか遠く　故郷が見える

でこぼこ道や　曲がりくねった道　　地図さえない　それもまた人生

ああ川の流れのように　ゆるやかに　　いくつも　時代は過ぎて

ああ川の流れのように　とめどなく　　空が黄昏に　染まるだけ

(川の流れのようにですね)

その他>>１０曲程度ほど、昔の「歌声喫茶」を思い出しながら合唱しました(笑)

●８月６日は、写真展と共に「原爆の映画」を見て。。。涙しました。

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「私、今年、８８歳になったのょ」・・・と元気な姿を見せてくれた「M子先生」。

ほんでもつて・・昨年は「しん子さんに会いたい」と涙してくれた「K子先生」は、

今年は、旦那さんと子供さんの介護のため来れないとのことー。

ほんでもって・・・・今年は私が涙しました(笑)

また、来年の８月の夏に元気で「お会いしましょぅねー」・・・と告げて別れました。

この猛暑の中を今年も「原爆と人間」写真展に来ていただいた町民のみなさまにも

「感謝」して閉会となりました。

この画像は・・・２０１５年の夏の広島の写真です。

２０１５年の夏、私は、はじめて「原水爆禁止世界大会」に参加させてもらいました。

日本全県から、世界の各国から、大勢の人々が集まって来ていました。

その時の写真が数枚だけ残っていました。

８月９日(金曜日) >> 明日は長崎に原爆が投下された日ですね。

残念ながら、私は、今もって・・・長崎へは一度も訪ねていませんー。

今後、いつ長崎へ行けるかの予定も定かではありません。

明日の１１時には、テレビを見ながら「黙祷」します。

　　　　ふるさとの街やかれ　　身よりの骨うめし焼土に

　　　　今は白い花咲く　　　　ああ許すまじ原爆を

　　　　三度許すまじ原爆を　　われらの街に

 

合唱曲　折り鶴　おりづる　～ 平和への祈りを込めて ～