「今年の3月末をもって、新町図書館を廃止し、松原南図書館を休館する」件について、18日と19日に説明会が行われました。
昨年夏の耐震診断の結果、両館とも耐震性に問題があることが判明し、現状での開館の継続は危険」だから廃止・休館とする旨の全く理解しがたい問答無用な市民協働部の説明に、参加した市民・利用者は「これまで何の説明もなく、ただただ、かたくなに廃止・無期の休止の報告だけでは納得できない」「子ども・年より、障がい者にとっても近くて便利な分館は大切な財産」「もっと住民の声を聞いてほしい」「廃止が決まってからの報告では遅すぎる」「耐震補強をして引き続き図書館として使えるようにしないのか」との怒りの質問に対し、まともな回答は何ひとつされませんでした。
分館廃止示してない
図書館配置検討委員会の答申
2013年5月に出された図書館配置等検討委員会の答申は、分館の図書を田井城の本館へ集中するとしていましたが、分館を廃止するとはしていません。また、集中に向けて本館の増改築か新築が必要としています。しかし、今回の提案は耐震性を理由に、図書館の将来像も示さず、形だけの説明会だけで廃止を強行しようというもので、到底受け入れられるものではありません。