
4月より第6期介護保険事業計画がスタートしました。今回の介護保険の大改悪で市内事業所や高齢者は大きな不安につつまれています。
松原社会保障推進協議会は、市の出前講座を活用し説明会を開催しました。
出前講座の主な内容は平成27年度介護保険制度の改正についての説明でしたが、参加者からは「徴収した保険料は何に使われるのか」「日常生活支援にボランティアが入って大丈夫かどうか」「介護で利用できる制度を窓口で具体的に知らせてほしい」「基本チェックリストで振り分けるのはどうか」等多くの疑問や要望が出されました。また、この講座には松原市内の事業所の方も参加され、「今後の総合事業の周知の仕方」等の質問に、市は「広報・インターネット等で周知する」としました。
多くの参加者から「十分理解できなかった」との意見が出されました。これは、介護保険制度の利用が抑制される内容をはらんだもので利用者や事業所にとっては『改悪』以外の何物でもないことを誤魔化すための厚労省の説明に終始したからです。真に豊かで幸せに老後をおくることができる介護保険制度に改善させるため新たな運動が必要です。