先週の金曜日のお話です。
御岳山ケーブルカーの山頂駅近くにある富士峰園地北側斜面で，レンゲショウマの可憐な花を見ることができます。
今年は猛暑と台風の影響で例年に比べると花の数は少ないそうですが，こうして写真に撮ると綺麗でしょう。
この日はレンゲショウマの花を観賞する前に大岳山に登ったので，この写真は下山後のものです。
まずはケーブルカー山頂駅から御岳山に向かいます。
山麓の滝本駅から始発の7：30のケーブルカーに乗って10分で山頂駅の御岳平に到着しました。
お天気は良いのだけど，この暑さで都心は薄く靄がかかっていました。
冬は都心から筑波山そして日光方面が見渡せるのだけど，今日はこんな感じです。
旅館、民宿街を抜け、「武蔵御岳神社」までが急坂が続き，階段もあって，この時点ですでに汗だくになりました。
階段に沿って立派なベンチが設置してあって，このベンチにはフクロウがいらっしゃいました。
この先から登山道が始まります。
この杉は有名です。
「天狗の腰掛杉」と名付けられています。
確かにこの曲がった枝に腰かけている姿が思い浮かびますね。
標高1000ｍを超えても涼しさは感じません。
前を歩く人は誰もいないので，静かな山の中に野鳥のさえずりとロックガーデンの方から水音だけが聞こえてきます。
この時期は蛇に出会うことが多いなあと思っていたら，今日も青大将がいらっしゃいました。
自然がいっぱいということですね。
アップダウンを繰り返して尾根道を進んでいくと，風に揺られてドングリがたくさん地上に落ちていました。
季節は確実に秋に向かっているのですね。
山頂が近づいてきたら靄がかかってきて爽やかな風が吹き出しました。
涼しいのはうれしいけど，先ほどまでの青空はどこへ行った？
結局山頂からは富士山が見えず。
誰もいない山頂で休憩していたら，奥多摩方面からソロの男性が登ってきました。
私と同様，汗だくでした。
少しお話をしてから下山としました。
ここで食べようと思って持参したランチは下山後に富士峰園地でいただきましょう。
帰路では多くの登山者と出会いました。
平日だけど人気の山ですね。
富士峰園地もレンゲショウマを目的にやってきた人たちでにぎわっていました。
満開の時期は少し過ぎていたし，カブの数も少なかったけど，可憐な花を楽しませていただきました。
ちょうど日差しが戻ってきたので，いい写真を撮ることができました。
御嶽のガイドブック。
