といっても流氷は岸辺までぎっしり押し寄せているので,氷の塊をかき分けて沖へ進みます。
出航してすぐにオジロワシが流氷に乗っている姿を見ることができました。
流氷が埋め尽くされた中に入っていくと船は自重で氷を砕きながら進みます。
氷のきしむ音や船体が氷にぶつかる音が迫力満点に伝わってきます。
ボクは船の1階と3階で写真を撮りましたが,1階からは間近に流氷を見ることができるし,3階からは流氷の向こうに硫黄岳,知床岳を望むことができました。
あっという間の60分でした。
それほど寒くはなかったので,ずっとデッキで流氷を楽しみました。
大鷲が飛ぶ姿も見ることができたし,大満足の「おーろら号」のショートトリップでした。
次に向かったのは涛沸湖。
氷の張った湖の一部だけ水面の残ったところに白鳥が泳いでいました。
白鳥も寒そう。
今日のお宿の知床まではバスで1時間ちょっとの旅。
知床の冬は初めてなので,海岸を埋め尽くす流氷に圧倒されました。
知床を訪れるのは12年ぶりくらいでしょうか。
前回は秋だったので同じ場所には思えませんでした。
宿に入る前に夕陽台を訪れましたが,雪が降ってきて早々に退散。
お天気が良ければ流氷を前景に夕陽を見ることが出来るのでしょうね。
本日のお宿は知床第一ホテル。
このホテルは20年近く前の秋に利用したことがあります。
お部屋はリノベーションされたばかりで気持ちよく過ごすことができました。
高台にあるのでお部屋から流氷を見下ろすこともできたし,風呂上がりにロビーに続く暖炉のあるスペースでのんびり過ごしました。
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