7時半前に登山口の駐車場に着いたのですが、道路沿いの駐車スペースはほぼ満車でした。
紅葉の見ごろの連休だから当然ですね。
ロッジ長兵衛前から登り始めます。
福ちゃん荘から尾根を見上げると快晴の青空が広がっています。
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ここでルートは二つに分かれます。
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周遊できるのでどちらのルートをたどってもここに戻ってくることができます。
今日は右手の大菩薩峠のルートをとりました。
5~6分歩くと右手に富士見小屋が見えてきます。
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(この写真は4年ほど前に撮ったものです)
そして、左手にこの標識が。
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ここが冨士見新道(旧道)の入り口です。
ここを通るたびに気になっていたのです。
神部岩に出ることはわかっているのですが、かなり道が荒れていると聞いていたので。
以前に比べて登山道がしっかり踏まれているように見えたので、予定外ですが急遽このルートをたどってみることにしました。
一般ルートではなく、福ちゃん荘前の案内板にもこのルートは載っていませんが、ピンクのテープが等間隔でついていました。
10分ほど登ると沢に出ました。
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ここを渡ってしばらく進むと古びた白い看板がありました。
文字が薄れてよく読めないのですが、右に行くと賽の河原に行くようなので直進して冨士見新道を行きます。
樹林帯を抜けるとガレた沢に出ます。
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振り返ると富士山が見えました。
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この先に「冨士見新道」と書かれたしっかりとした標識がありました。
笹原の中を進みますが、ここを出たあたりにほとんど判読不明な白いプレートがありました。
右を巻いていくのが女坂。
岩を直登するのが男坂。
なんとなくそのように読めました。
ここは迷わず直登です。
斜度70度程の壁が現れました。
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ペンキもなく、このまま登るのか岩を避けて草付きの左右を選択するのか。
手掛かりがあるので岩を正面から登りました。
岩が脆く、浮き石も多いので注意が必要です。
テラスに出て振り返ると大菩薩湖を前景に富士山が見えました。
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次第に雲が広がって山頂も隠れてしまったのですけど。
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テラスの左手に穴観音と書かれた岩がありました。
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中を覗いても何も見えませんでしたけど。
ここは左側から岩の後ろに回り込むと、再び足場の悪いガレ場をしばらく上ります。
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左手に大菩薩嶺の稜線が見えてきて、最後の岩を登りきるとフィニッシュの大きな「神成岩」が現れました。
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ここを回り込んで上部に出るとこの看板がありました。
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冨士見新道の終点です。
ボクたちが登ってくるのを見て、稜線を歩いている人が「この人たちどこから登ってきたの」という顔をしていました。
それほどマイナーなルートだから三連休の大菩薩でも静かな山を楽しむことができるということですね。
先ほどまで見えていた南アルプスもすっかり見えなくなってしまったけど、なだらかな稜線を雷岩に向けて登ります。
まだ9時半過ぎですけど、雷岩でランチとしました。
唐松尾根を続々と登山者が登ってきますが、残念なことにどんどん雲がわいてきたので、早々に下山としました。
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帰路は唐松尾根をのんびり下ります。
大菩薩嶺を登った後のお楽しみはこちら
麓の天目山にある温泉です。
アルカリ性単純温泉でつるつるのお肌になることができますよ。
さっぱりと汗を流して帰路についたのですが、なんと中央自動車道が事故渋滞。
八王子ICまで4時間もかかってしまいました。