インド総選挙が6月4日に開票されることに伴って,経済成長が続く「大国」の課題を追った読売新聞の記事です。
冒頭ではゴミの問題を取り上げていますが,この先にはとても興味深いことが記載されています。
インドの人口は中国を抜き世界トップとなりました。
人口は今後も増加し,IMFの見通しでもGDPは2025年には日本を抜き,さらに0227年にはドイツも抜いて世界第3位に浮上することが確実です。
その理由は生産年齢人口。
2050年まで現状と変わらず67%を維持するというのです。
ただし,人口増と経済成長は当面続く見通しだが,インドにもいずれ「少子化」がやってきます。
英国の医学誌ランセットによると,1人の女性が生涯に産む子供の数を推定した合計特殊出生率で,インドは1950年に6・18人だったが,2021年に1・91人と、2人を割り込んだそうです。
米国や日本など他の主要国に比べればかなり高いが,2100年には日本や中国を下回る1・04人にまで下がるとみられています。
これは驚くべき数字で,現状でも2人を割り込んでいるというのですからビックリ。
日本が2人を割り込んだのが1975年,今から45年前のことです。
おそらくインドも日本と同じような道を辿るのでしょう。
日本は2100年には現在の人口の約半分の6300万人となることが確定しています。
インドも同様の道を辿っていくことが確実ですから,世界の人口も近い将来半減することになります。
そのまま進めば,500年後には地球に人が存在しなくなる日が来るかもしれません。
単純な算数の計算ができる人なら理解できますよね。
日本が1975年に2人を割り込んでからから湯水のようにお金をつぎ込んでも歯止めがきかない少子化。
これが世界中で起きつつあるということです。
ならば無駄に税金を使わずに成り行きに任せるというのも一つの政策だと思いませんか。
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