![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/48/ae68895d5d9cc06a8115b6e3ac4b7b52.jpg)
日本製鉄のUSスチール買収計画にバイデン米大統領が不当に介入したとして,両社が提訴しました。
両社はバイデン大統領が自らの政治的目的を達成するために全米鉄鋼労働組合の支持を得て,法の支配を無視したと主張しています。
これに対して両者は,大統領が不適切な影響力を行使したことにより,CFIUSは誠実な審査を実施しなかったと断じて,大統領の買収阻止命令とCFIUS審査の無効などを米裁判所に申し立てました。
これに対して日本政府はどのように対応したでしょうか。
武藤容治経済産業相は,「日鉄の訴訟について同社の企業経営上の判断であり,米国の司法手続きに沿って判断が下されるとして,コメントを控える」と述べています。
そして石破総理大臣は,「日本の産業界から今後の日米間の投資について懸念の声が上がっていることは残念ながら事実だ」と他人事のように述べています。
情けないですね。
マスコミも識者も日鉄が勝訴する可能性は低いと,早くもあきらめムードです。
そんなことでいいんだろうか。
アメリカが政治的目的を達成するために大統領が介入しているのだから日本もそれに対抗するべきでしょう。
他国ならアメリカ製品の不買運動が始まっているでしょう。
平和ボケした日本を象徴していますね。
トランプが大統領になった時点で同盟国とは言えないし,バイデンだって自分の息子に恩赦を与えている
それを恥ずかしいことだと思わないのだろうか。
日本では考えられないことです。