小さな生徒さんの導入期レッスンは、「ピアノを弾く」というより、
「ピアノという楽器に親しむ・ピアノと遊ぶ」、に近いかもしれません
レッスンを開始した年齢にもよりますが、習い始めてすぐに(通常の楽譜である)五線譜を読んで弾く、
というわけではありません。
五線への導入として、音列を覚えたり、プレリーディング譜(音の高低が五線を使わず示されているもの)で慣れるようにしたり、
主な音符の種類を覚え、簡単なリズムをきちんと理解することなど、実はいくつかのステップが必要なんです
音列、つまり音の並びを理解し覚えることは、譜読みをしていく上でとても重要です。
それが理解できているかどうかで、譜読みの早さやラクさも恐らく大分違ってくるかと思います。
五線に入る前に、少しでも楽しく音列を覚えられたら・・と思い、導入初期には最近こんな本を使っています
五味太郎:著『どどどどど』
表紙。これだけではブルドーザーが音を立てて動いている、というイメージしかありません。
表紙をめくると・・あらそこにはなぜかト音記号が。
では、早速中身を。・・な~んだ。やっぱりブルドーザーが進んでるだけなのね
と思ったら、違いました道のデコボコが音名になってる~
更にどんどん進んで行くと・・坂道を登り切りましたやった~
・・と、こんな感じで音階の様々な部分とブルドーザーとが、見事にコラボして1冊の本になっているんです
そしてよく見ると、お気付きでしょうか?
地面の白い線がちゃんと5本あるんです。さりげなく五線が既に描かれていたんですね。
レッスンでは、これを楽譜に見立てて歌ってみたり、ピアノの色々な音域で弾いてみたり。
また、部屋の中の、高さの異なるものを見つけてタッチし、音の上下の動きを体感したり。
ピアノで音域を変えて弾くと、小鳥さんのかわいいブルドーザー、とか、ゾウさんのブルドーザー、とか、印象が変わるんですよね
それがとっても面白いらしく、どの生徒さんもかなりノリノリで取り組んでくれます(笑)
遊びながら楽しく、自然に音列が勉強できてしまうのこの本、本当にすごい
ところで、、このあとブルドーザーはどんな冒険をして、最後はどうなるのでしょう
気になる方は是非実物をご覧になって下さいね!
ちなみに、体験レッスンでこの本を使うこともありますよ~
余談ですが・・五味太郎さんの作品では『くじらだ!』という絵本が面白くて大好きでした!
懐かしいなぁ
恐れ入りますが、当ブログの本文・画像等の無断引用並びに転載は、固くお断り致します。
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五味太郎:著『どどどどど』
表紙。これだけではブルドーザーが音を立てて動いている、というイメージしかありません。
表紙をめくると・・あらそこにはなぜかト音記号が。
では、早速中身を。・・な~んだ。やっぱりブルドーザーが進んでるだけなのね
と思ったら、違いました道のデコボコが音名になってる~
更にどんどん進んで行くと・・坂道を登り切りましたやった~
・・と、こんな感じで音階の様々な部分とブルドーザーとが、見事にコラボして1冊の本になっているんです
そしてよく見ると、お気付きでしょうか?
地面の白い線がちゃんと5本あるんです。さりげなく五線が既に描かれていたんですね。
レッスンでは、これを楽譜に見立てて歌ってみたり、ピアノの色々な音域で弾いてみたり。
また、部屋の中の、高さの異なるものを見つけてタッチし、音の上下の動きを体感したり。
ピアノで音域を変えて弾くと、小鳥さんのかわいいブルドーザー、とか、ゾウさんのブルドーザー、とか、印象が変わるんですよね
それがとっても面白いらしく、どの生徒さんもかなりノリノリで取り組んでくれます(笑)
遊びながら楽しく、自然に音列が勉強できてしまうのこの本、本当にすごい
ところで、、このあとブルドーザーはどんな冒険をして、最後はどうなるのでしょう
気になる方は是非実物をご覧になって下さいね!
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余談ですが・・五味太郎さんの作品では『くじらだ!』という絵本が面白くて大好きでした!
懐かしいなぁ
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