燃エガラ
夢ノナカデ
頭ヲナグリツケラレタノデハナク
メノマエニオチテキタ
クラヤミノナカヲ
モガキ モガキ
ミンナ モガキナガラ
サケンデ ソトヘイデユク
シュポッ ト 音ガシテ
ザザザザ ト ヒックリカエリ
ヒックリカエッタ家ノチカク
ケムリガ紅クイロヅイテ
河岸ニニゲテキタ人間ノ
アタマノウエニ アメガフリ
火ハムコウ岸ニ燃エサカル
ナニカイッタリ
ナニカサケンダリ
ソノクセ ヒッソリトシテ
川ノミズハ満潮
カイモク ワケノワカラヌ
顔ツキデ 男ト女ガ
フラフラト水ヲナガメテイル
ムクレアガッタ貌ニ
胸ノホウマデ焦ケタダレタ娘ニ
赤ト黄ノオモイキリ派手ナ
ボロキレヲスッポリカブセ
ヨチヨチアルカセテユクト
ソノ手首ハブランブラント揺レ
漫画ノ国ノ化ケモノノ
ウラメシヤアノ恰好ダガ
ハテシモナイ ハテシモナイ
苦患ノミチガヒカリカガヤク
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この詩を読みますと何でかイメージができる
脳を刺激する。子供の頃はまだ戦後の何か訴えかける空気のようなものかあった気かする。両親の妙な固さやどこか陰を子供ながらに感じました。
もしかして、私なんかよりももっと若い世代にはイメージもつかないかもしれない。
ふと過ぎります。
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