こないだ自転車に乗っていたら、後ろブレーキが調子悪いことに気が付いた。ブレーキは効くのだがキーキーいうし、ブレーキレバーの戻りが悪いのである。調べてみたら、ブレーキワイヤーがさびさびになってました。ワイヤーの錆が進行したため、スムースに動かなくなったようです。
予備のブレーキワイヤーのストックがあるので、自分で交換します。ブレーキ部分の六角ナットを緩めると、ブレーキ部分が出てくるのでワイヤーのタイコ部分(太鼓の形をしているワイヤー先端のひっかけ部分)を外します。特に工具は必要ありません。車歴は10年以上になるので、あちこち傷んではきています。
構造がちょっと複雑なので、組み立て時に悩む場合があります。分解する前に写真を撮っておくと安心です。タイコ部分を持って引き抜くのですが、ワイヤーの錆がひどいとアウターケーブルに引っ掛かり痛める恐れがあります。最悪、アウターケーブルがダメになることもあるので、ひっかかりを感じたらワイヤーの錆部分をカットした方が安全です。
新品のケーブルに交換したら余分な部分をカットして、ブレーキの利き具合を調整します。最後にワイヤークリップで末端処理を行います。これをやらないと、だんだんケーブルがほつれていきます。
もちろん自転車の販売・修理店に持っていけば有料で修理してくれますが、自分でやれば部品代のみで直ります。ただし、修理は自己責任となります。
必要工具(参考):六角レンチ、ワイヤーカッター、圧着ペンチ(ワイヤーの末端処理用)