2023年6月に、北海道の襟裳岬を訪れました。最初に襟裳岬を訪れたのは大昔20代の頃、仕事でえりも町内の民宿に一週間ほど滞在しました。(なんの仕事や) そのころは日高本線が様似まで走っていたので、鉄路で行きました。羽田(飛行機)⇒新千歳(千歳線)⇒苫小牧(日高本線)(駅で昼食)⇒様似(バス)で現地 だったように記憶している。会社の規定によりレンタカーは許可されず、公共交通機関を利用するのが必須で、それでもダメな場合はタクシー利用だった。
出張仲間で、夜は町内のスナック(だったっけ)に行って、誰かがカラオケで「襟裳岬」をリクエストしました。当時のカラオケはレーザーディスクで、大きな銀色の円盤をパイオニアの再生機器にセットするのですが、襟裳岬が上手く再生できません。なぜかと聞いたら、カラオケを歌う客のほぼすべてが「襟裳岬」を歌うので、その円盤だけ劣化しているとのこと。「他の曲なら大丈夫なのにね」と言っていました。(まあ納得)
最終的に仕事が終わってから襟裳岬にも行ってみましたが、今のような「風の館」みたいな立派な設備は無く、お土産屋と灯台があるだけかなという状況でした。歌のような「なにもない春です」みたいなことはなく、当時でもそこそこあるな(土産屋と灯台があれば立派)と思ったものです。ゼニガタアザラシいるし。
崖に取りつくように建てられた「風の館」は有料ですが、「強風を体験できる風洞」や、温かい室内から備え付けの双眼鏡や単眼鏡(無料)を使って、ゼニガタアザラシを観察できるのでお勧めです。