以前使っていた中級クラスのAV-AMPが故障して、メーカーに助けを求めたのだが、製造後かなりの年数が経っているため、瞬殺で修理を断られました。
家庭で使うAV-AMPなので、初級クラスお手頃価格のDENON社製、AVR-X550BTを新たに購入しました。(日和ったな)やはりというか、音の迫力が全然違います。それでも、部屋とかスピーカーに合わせて細かく設定を行った結果、まあまあなレベルまで追い込みました。
しかし、せっかくアクティブウーハーを使っているので、もう少しなんとかならないかなと考えました。
サブウーハーは、DENON社のDSW-33XGです。
内蔵アンプのLEVELはMAX近いのですが、これでも迫力に欠けます。
これとは別にメインのオーディオシステムには、中華製の真空管プリアンプを使っているのですが、これがなかなか良い働きをします。(埃が溜まっている…)なので、このプリアンプを活用してみたいと思います。
今回、あまり出番のない(余っていた)AIYIMAのTUBE-A3というプリアンプを、サブウーハーの回路に挿入してみることにします。
AVーAMPの出力は2系統(同じ信号)あるので、ステレオピンケーブルでプリアンプに入れます。プリアンプの出力はR+L(パラ接続)にして、サブウーハーに入れます。
プリアンプにもボリューム(VR)があるし、トーンコントロール機能もあるので、お好みの味付けができます。低音域しか処理しないので、プリアンプのTREBLE(高域の設定)は絞ってます。
使ってみた感じは、かなり低域が強調されるようになり、以前に使っていた中級AV-AMPに近づいたかなと思います。
このままでもいいのですが、付属の真空管(5654/6AK5)を手持ちの東芝製6CB6に交換してみたところ、なんかいい感じで鳴ります。全帯域のプリアンプとして使う場合は、5654がバランスよく鳴るのですが、低域に特化したのでこの構成の方がいいように思います。(音は好みがあります)
東芝の6CB6はジャンク箱にあったもので、半世紀以上前の白黒テレビに使われていた球です。当時の白黒真空管テレビは、基本トランスレス方式だったので、ヒーター電圧が3Vの3CB6が良く使われていました。ジャンク箱には3CB6が10本以上あるのですが、6CB6は3本しかありませんでした。久しぶりに火が灯りましたが、どちらの球も元気に動作しています。