今日の製作は「ショック棒」以前のイライラ棒とほぼ同じで、コースという銅線をリード棒という丸い輪をくぐらせていくというもの。コースの銅線にリード棒の先端の輪が接触すると上部のLEDが「アウト」を嘲笑うかのように「ブザー」と共に光る。
写真 1枚目 パネルの前面にあるのが「コース」下に見える(ボールペン)を利用したリード棒
写真 2枚目 パネルの裏側 部品はベースとパネルは木製、デコレーションライト、サイリスタ抵抗1個、ブザー、アウトを解除する押しボタンスイッチ、電池ケース、リード線
写真 6枚目
今日の参加者全員。カメラマンの近藤さんが入ってませんが。前列右端が宮崎先生
今日は分光器と望遠鏡をつくろうということで10名が集まりました。
本日の講師は鳥大工学研究科の助教三浦先生です。先生は2006年にはJAXA宇宙科学研究所に勤務、2011年から鳥大助教として勤務です。現在の取り組みとして、
・ロケットの誘導制御に関する研究 ・航空消火システムの研究開発・小型人工衛星設計支援ツールの開発・ものづくり教育の企画と実施等だそうです。先ごろ打ち上げられた「イプシロンロケット」に搭載された「惑星分光観測機SPRINT(ひさき)」のミッションが・惑星大気の流出メカニズムの研究(火星、金星)・磁気圏内部と太陽風の相互作用の研究(木星)だそうで、今回簡単な分光器と望遠鏡を作りました。まず、分光器の材料は黒い画用紙1枚、未使用のCD1枚(実際には3cm×4cmくらいに切る)のみです。
太陽光、蛍光灯、LED等光の波長を「色」で見分けるというものです。
次に望遠鏡です。材料はチップスターの空き缶、工作用紙、黒い画用紙1枚、100均の点眼鏡2個、老眼鏡3°のレン
ズ1枚、セロハンテープ、ビニールテープのみ。
チップスター側に対物レンズの「老眼鏡のレンズ」接眼レンズ側に点眼鏡2個合わせてビニールテープで固定。右側の上にあるのが点眼鏡の取っ手です。今日作ったのは「ケプラー式」で凸レンズ同士を組み合わせているので倒立像が見えるものでした。ちなみに「ガリレオ式」は凸レンズと凹レンズの組み合わせで正立像がみえます。