松本電鉄(アルピコ交通)上高地線、北新・松本大学前駅東側にある「北新(きたにい)停留所踏切」。本日11月8日22時を以て、電鐘式警報機の運用が終了し、電子式警報機へ取り替えられます。機械仕掛けで鐘を鳴らす警報機、もうほとんど見ることができなくなりました。上高地線では、唯一この踏切のみ残されていましたが、本日を以て、すべて廃止されることになります。
踏切警報柱の上についている、笠をかぶったお地蔵様のようなケースの中に、鐘と打鐘機構が入っているのでしょうか。警報機もそうですが、灯火や警標も、相当お疲れの様子。踏切の安全を守るためには、更新やむなし、というところでしょう。本日は、電鐘式最後の警報音を聴きに、(仕事をさっさと切り上げて)北新・松本大学前駅へ遠征。
電鐘式警報機最終日@北新停留所踏切
↑ 動画をYoutubeにあげましたので、最後の電鐘音をお楽しみください。2機の警鐘機の、微妙なテンポのずれが、機械式ならではのいい味を出しています:)。
今日は、33レ(松本駅発16:45)に乗る予定だったのですが、篠ノ井線が数分遅れていて、タッチアウト。アルピコさん、接続とってくれないんだから:(。 テールライトを見送りつつ、40分待って次発35レに乗車。この編成は、3005+3006の「なぎさTRAIN」。今日は小雨模様だったこともあり、踏切到着時、すでにあたりは、夜のとばりにつつまれていました。写真や動画はいまいちでしたが、警鐘音はばっちり楽しんできました。
本日最終日ということで、踏切の周りは同業者でごった返しているかと思いきや、、、音鉄系の方が一人いたのみで、あとは通常運行状態。鉄コムのイベントカレンダーにも出ていたんですが、あまりにもマイナーネタだったみたいです。雨も本降りになってきたので、家路を急ぐ大学生とともに、40レ(北新・松本大学前駅18:18発/これも3005+3006なぎさTRAIN)にて撤収しました。同駅では、今でも硬券乗車券が発売されています。平日20時までは窓口が開いているので購入可能。電鐘式踏切はじめ、大宮に嫁いでいったハニフ1とか、松電には20世紀の記憶が沢山残されています。末永く大切に守り続けていただけることを祈っています。
貴局のページにたどり着き、その他の情報からアワードは中止の様子です。
再度確認??、匿名でSRI 。