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アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

ぐるり北海道フリーきっぷ、廃止・・・

2010-02-07 00:34:00 | 鉄道

 2010年3月31日をもって、「ぐるり北海道フリーきっぷ」が廃止されます。東京からJR北海道エリアまでの往復(新幹線or在来Bネ/ソロ)+5日間の北海道内乗り放題(特急ハザ指も無制限取り放題)で、¥35700(夏期繁忙期は¥45200)という、乗り鉄な向きには夢のようなチケットだったのですが、今回の必殺JR東「仕分け」で、成敗されてしまいました。

 能登、北陸の廃止など、JR東管内でも寂しい話題が続く中、個性的なネタがどんどん失われていき、残念です。今から30年ほど前、「北海道ワイド周遊券」を使い、初めて上陸した北海道。いまでは残された鉄路もわずかとなってしまいました。本ログでもたびたび、北斗星ネタや道内乗務ネタ報告をして参りましたが、そのほとんどが、「ぐるり北海道フリーきっぷ」を活用しての成果でした。もしかしたら「松本駅」発行の同切符の半分以上は、私が買ったものかもしれません^^;)。

 

 昨年11月にも北海道(札幌)を訪れましたが、往路は「はやて」→「S白鳥」→「S北斗」、帰路は「北斗星」と活用させていただきました。ただ、都内(羽田)<=>札幌(千歳)移動だけなら、格安券で片道1万円以下の航空路線に太刀打ちできません。東京=大阪に次ぐ航空激戦区、北海道新幹線ができたときは、かなり戦略的な「とくとくきっぷ」がないと厳しいかな。CO2排出を減らすためにも、JR東&JR北さんにはがんばってほしいものです。

 しかし、東京から札幌以外の北海道広域に移動する場合、この「ぐるり北海道フリーきっぷ」は本領を発揮します。なんといっても、5日間道内全列車乗り放題、しかもハザ指定も無制限取り放題。11月の訪問時も、(用事もないのに)札幌=釧路を往復してきました^^;)。改めてそのときの乗務報告をさせていただきます。

 

 札幌発7:03、283系おおぞら1号は豪快なディーゼル音を響かせながら札幌駅7番線に待機しています。ぐる北フリーの効力で、札幌=新札幌で乗ったことはあるのですが、今回は終点釧路まで約4時間、全区間完乗します。釧路といえば、30年前に旧友HY氏と北海道初上陸して以来の訪問。10日間の北海道乗り歩きの中で、唯一地上泊(といってもレンタカー車内)した思い出の町です。

 

 本当はひきつづき「快速ノサップ」で根室までいきたかったのですが、この日の「北斗星」で帰らねばならず、釧路で折り返し。朝7時に出たのに、本当に北海道はでっかいどう^^;;)。ぴかぴかのキハ54を見送って、先ほど乗ってきた283系(同じ車両、同じ席番)、おおぞら8号で帯広まで戻ります。

 

 わざわざ帯広で途中下車したのは、帯広名物の豚丼を食べたかったからではありません。(食べましたけど^^;) ご存じ261系、アクティブエアサスシステムの実力を体感しようというわけです。(ほんとうは「スーパー宗谷で稚内往復したかったけど、始発で出ても、札幌発北斗星に間に合わない。。)


 スーパーとかち6号、帯広→札幌、キハ261系1000番台のアクティブサスペンションと、往路283系の振り子との違い、しかとみとどけたり、、となるはずだったのですが、「豚丼」に引き続き、「つかさカップ」が投入され、発車前、すでにに宴会列車モードに。先頭車両かぶりつき前面窓にはすでに先客もあり、気がついたら札幌。台車空気バネだけで3度も傾ける制御、狩勝峠も快走(たぶん^^;)、お見事でした。


 あとは、一夜の買い出し(宴会物資)を済ませ、北斗星ソロの乗客となりました。今回の「おおぞら」、「とかち」の行程は、ぐるり北海道フリーきっぷの御利益で、全部「ただ」。北の果て「宗谷」や、網走回って「オホーツク」など、まだまだ乗り果てたい平成の生き残りたちがいたのですが、来春からは、すこし遠のいてしまいそうです。


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