5月30日10:20頃、「ニューなのはな」が松本駅4番線に塩尻方から入線。今日は座席仕様、修学旅行仕業の模様。交直両用485系6両編成。ボックスシートの背もたれを倒すと、お座敷列車になるという合理的な設計。「飲み鉄」御用達の車両でありますが、昨日買ったばかりの新しいデジカメの「撮り鉄」初成果と相成りました。このあと「ニューなのはな」は、車内清掃をしながら田沢駅留置線まで下って、再び松本駅方向へ戻っていきました。
3年ぶりに買ったコンデジ、LumixTZ30。想像以上の進化を遂げていました。先代FX550、入手当初は最強のコンデジを実感していましたが、今回手に入れたTZ30は、それを遙かにしのぐ手応え。一発目の感触は、AF速度の速さ。ハーフシャッターした瞬間にピンが決まるので、そのまま押し込んでも問題ないくらい。これなら走行中の列車も狙いやすくなります。あと内蔵GPSがExifタグに撮影場所も記録してくれますし、背面LCDに現在位置地図も表示できるので、撮影ポイント確認や正確な時刻の記録もばっちり。オートパノラマ機能を使って、走行中の列車をスリットカメラのように撮影できるかも試してみたのですが、こちらは失敗。Bトレインショーティー状態になってしまいました:)。
撮影モードも豊富で、パンフォーカスからぼかしまで、結構自在にいけそうです。これだけできると、デジイチ出動の機会が減るかもしれません。なかでも気に入ったのが「ジオラマモード」。実車車両を撮影すると、まるで模型を撮影したかのようなテイストになるやつ。処理時間がかかるので連写はできませんが、結構いい感じで撮れました。あと最大の武器は20倍ズーム。35mm換算で480mm相当の引きで撮れます。
左上の写真がワイド端。最大望遠(光学20倍)までよると、なんと屋根上ガイシの刻印まで読めるほど。形式写真系で有効なワイド端から、各種パーツの細部まで狙えるテレ端と、コンデジとは思えない手応えです。動画もHD高画質で撮影中のズーム操作も可能。注意点としては電池稼働時間。約1.5時間撮りまくっていたらバッテリーエンド。予備バッテリーは必携です。いずれにしても、なんちゃって「撮り鉄」には十二分な性能であることが確認できました。
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