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アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

九州新幹線「さくら」号

2009-03-21 13:30:00 | 鉄道

 2011年春、九州新幹線鹿児島ルート全線開業時にデビューが予定されている、新大阪=鹿児島中央間を直通運転する新幹線の愛称がきまりました。その名も「さくら」号。「ひかり」や「はやて」など、雄壮な名前の多かった新幹線にしては、ずいぶん穏和なイメージですが、かつて、東海道本線の「1レ・2レ」を担った「さくら」。戦前にもその名を冠した急行列車も存在した由緒ある名前です。

 東海道・山陽・九州の各新幹線は、ATCなどの信号方式の違いはあるものの、同じ電圧、同じ周波数ですべてつながっていますが、今のところ、東京=鹿児島中央直通運転の予定はないそうな。私が投票した「はやぶさ」は、それが実現されるときまでとっておきましょう^^)。でも、山手線並みの過密ダイヤで運転してる東海道新幹線に8両編成の列車が割り込むことは難しいでしょうね。中央リニア新幹線ができて、東海道新幹線がローカル格下げになるまでは。

 

 1月26日朝、博多駅7番ホーム。あと2ヶ月あまりで廃止される「はやぶさ」号で西を目指していました。「富士」「はやぶさ」をはじめ、九州ブルトレには何回お世話になったことでしょう。ふと新幹線ホームをみると、博多駅新幹線ホームから、未来の「さくら」号、N700系7000番台試運転列車が小倉方面へ発車していきました。かつて並結運転も経験した、「さくら」と「はやぶさ」の貴重なツーショットです。この写真を撮ったときは、まだ「さくら」の名前は決まっていませんでしたけど。

 

 「さくら」といえば、今は亡き祖母と九州帰郷の再、生まれて初めて「Aネ」に乗った、思い出の列車です。「さくら」が14系になって、まだ間もない頃だったと思います。「さくら」「はやぶさ」「あさかぜ」。九州にゆかりのある昭和人ならば、ほとんどの人がなんらかの思い出があるといっても過言ではない九州ブルトレが無くなってしまい、本当に時代の流れを感じます。でも、「さくら」をはじめ、「つばめ」や「かもめ」など、戦前からの由緒ある愛称が九州に残っているのはうれしいことです。

関連記事:「九州新幹線・開業4周年」

 

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