taniyan's LogBook

アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

本日快晴、気流良好なれど・・・

2007-02-03 13:36:00 | 日記

 今朝は本当に雲ひとつない快晴。岳都松本の呼び名どおり、北アルプスから美ヶ原、高ボッチと、360度のパノラマ、山々がきれいに見えていました。

 

 小鳥さえずるそんな穏やかな朝、耳をつんざくような爆音が接近。低空飛行する小型飛行機から拡声器で大音響の騒音をまき散らしています。まさに無差別爆撃。その内容、驚くことに、日本の伝統工芸品を販売する店の私的なコマーシャル。優美で繊細な商品を扱う会社が、なぜこのような無神経な方法で宣伝をするのか、理解に苦しみます。

 朝10時とはいえ、この時期受験生もいるし、病人もいる。夜勤帰りで寝ている人もいる。また、存続が危ぶまれはじめた松本空港周辺住民は、定期便就航のため、空からの飛行機騒音を我慢してくれている。

 これらの人たちが地上にいることを考えれば、空から騒音をまき散らすことなど、どう間違ってもできないはず。おひな様が悲しがっていると思います。

 

 苦言も度が過ぎると、お読みいただいた方が不愉快になりますでしょうからこの辺にして、お詫びに自宅屋上で撮影した、今朝の山の写真を紹介します。写真左の雪をかぶっていない山が、北アルプスの手前、安曇野よりにある鍋冠山、順に常念岳、大天井、燕岳、そして右の方に爺ガ岳など大町以北の北アルプスが続きます。V/UHFの山岳反射通信は、松本から北西方向、この常念岳にビームを合わせます。(ローカルでは「常念ビーム」と呼ばれています) そうすると不思議なことに、1エリア北部から7エリア方面、北東方向に反射してくれます。雪があるときと無いときとで、反射する方向が違うようです。

 

 少し左側に振ると、西北西方向に雪をかぶった大滝山が見えます。この奥には、穂高連峰や槍ヶ岳があるのですが、手前の山が遮って、ここからはみることはできません。写真右端に写っている、中華鍋を逆さまにしたような鍋冠山の左稜線ぎりぎりに白く写っているのが蝶ヶ岳でしょうか。

 

 さらに左側、自宅から西方向、上高地方面です。中央奥に、かすかに白く見えるのが霞沢岳だとおもいます。この山の向こう側、焼岳との間に上高地、大正池がありますが、残念ながらここからは直接見えません。写真中央手前に、かまぼこ形の屋根が写っていますが、これが、今年3月18日開業予定のJR平田駅(篠ノ井線)です。このネタは、別途「鉄道業務報告」としてレポートしたいと思います。

 

 さらにさらに左側、自宅から西南西方向、二つの山に囲まれた谷の奥に白く雪をかぶった乗鞍岳が見えます。この谷の間を国道158号線が走り、安房トンネル経由で飛騨高山に通じています。このビーム方向が、V/UHF山岳反射的には、2,3エリアとつながる、通称「乗鞍ビーム」です。

 

 ぐるっと反対側に回って、自宅から東方向、写真左が鉢伏山、右が高ボッチ高原です。ココが日の出ポイント。お日様も2000mの山を越えて顔を出すので、空が明るくなってから日が差すまでに時差があります。しかしここもほとんど雪がないですねぇ。去年は久しぶりに、ちょうど写真の右端あたりのポイントで、ローカル3局と移動(BBQ&ACメイン)運用しました。

 

 さらに左に回り、北東方向、美ヶ原高原です。写真のとおり、今年は異常なほど雪がありません。まるで5月頃の風景です。この状態だったら、もう山岳移動運用ができそうです。その昔、果敢にも冬期美ヶ原移動を敢行し、モービルがスタックして遭難しかかったローカルがいましたので、おすすめはいたしません;-p

 昔、写真をつないでパノラマにしたデータがまだWebに残っていますので、よろしかったらご覧ください。松本空港付近で撮影しました。場所が少し違っただけで、山の見え方は大きく変わります。

 

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