今時の車は電装系のかたまり。電源一つ取り出すのもひと苦労です。バッテリーから直接電源を引き込もうと思っても、エンジンルームと室内をつなぐ経路を探し出すのも至難の業。なにしろボンネットの中はメカがぎっしりで、腕の入る隙間すらほとんどない状態。この高密度実装設計にはただただ脱帽。(ちなみにホンダフリードです)
そんな中、FBなケーブルを見つけました。運転席足下のヒューズボックスにある専用コネクタに差し込むだけで、バッテリー直(常時ON)、ACC連動、イグニッション連動およびライト連動の4種類の電源がギボシ端子で簡単に取り出せます。バッテリー直端子なら15AまでOK。ただしACC連動リレー外付けが必要ですが、バッ直やるときと同じことです。またライト連動もとれるので、無線機関係の手元照明にも応用ができそうです。
実はこのケーブル、ヤフオクで見つけました。どうやらディーラーに勤務するプロの技術者の方が手作りして出品しているようです。コネクター部品などはおそらく純正品。ハーネス加工もさすがプロの仕事、既設の部品と比べても何ら遜色ありません。エンジンルームから無理矢理引き込むより、安全面リスクもなく作業も簡単。ホンダ車に乗られている方は是非チェックしてみてください。ついでにナビの操作ケーブルもつけてみました。詳しい分解手順書がついていて、ものの15分で作業完了。でも、走行中は前方注視で安全運転:)。
※旧ブログサイトから記事移動(2016/10)
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