ログソフトはDX4winを長年使っていたのだが現バージョンではFT8など新しいモードに対応していない。有料でアップグレードすれば使えるようになるかも知れないが結構高い。FT8を始めた時にwsjt-xと簡単に連携できたのでFT8/FT4のみTurboHamLogを使っていた。国内では人気だがDXの機能が少ないようだ。(使いこなしていないだけかも)
フリーで使えるソフトを検索しているとLogger32を見つけたので試してみることにした。日本語のマニュアルがあり参考にしながら初期設定をし動作を確認したところで全ログデータ約11万件をadifファイル経由でインポートした。
管理できる項目が非常に多く自分にとって不要なものも多い。カスタマイズするのが結構大変で似たような画面でも個々に設定が必要。肝心なwsjt-xとの連携の部分で困ってしまった。今まではwsjt-x+JTAlert+TurboHamLogの組み合わせで使っていた。JTAlertと同じくUDP通信でデータの送受信をしているためぶつかってしまう。マニュアルには同時利用ができないと書いてある。またネットで検索しても同時利用ができていないようだ。JTAlertを止めると問題なく連携できる。
以前wsjt-xのUDP通信の中身を調べるためにUDPを受信するソフトを作ったことがあるのでJTAlertとLogger32に送信するゲートウェイ用ソフトを作ろうかと思ったら、JTAlertの設定画面を見ていてUDP通信を再送信する項目があるのを発見。ポートをダブらないように設定し、Logger32にそのポートを設定するとバンドマップとQSOデータを無事受信できた。
インポートデータにカントリー情報が正しく入っていないものがあり、特別なコールでは正しく認識されていないようだ。データの校正は徐々に行っていく。当面は現状と並行使用かな。